
「新型コロナ」の第2波でパリやマドリッドやニューヨークが夜間外出禁止をする中、意外な発表があった。
スウェーデンが「集団免疫」を獲得したというのだ。6月の時点では“失敗”したと報じられていたのだった。
国家疫学官「アンデシュ・テグネル」氏の助言に従い敢えて対策せずに「集団免疫」獲得を目指していた同国。
しかし、6月の時点での「抗体」獲得者は20%に過ぎず、失敗して多くの死者を出してしまったとされた。
ところが最近の死者数がコロナ以前と同レベルか減っている事が判明。この為「集団免疫」を獲得したとした。
「感染者数」は増加しているが「死者数」は減っていて、感染しても重症化しにくくなっているのだという。
「テグネル」氏は「集団免疫」を獲得する為に「抗体」の集団獲得を目指していたが、これは成功していない。
しかし、この「液性免疫(B細胞)」ではなく「細胞性免疫(T細胞)」が獲得されたという偶然の賜物らしい。
スウェーデンでは「マスク」をしている人は居ないという。しかし「ソーシャルデスタンス」は守られている。
コンサートや演劇は全て中止。「ロックダウン」はせずに日本と同じ様に強制ではない自粛が行われている。
このスウェーデンでの「集団免疫」獲得が実証されたならば、今後の各国の新型コロナ対策は大きく変わる。
重症化しなくなれば「新型コロナ」は「風邪」や「インフルエンザ」の様な普通の感染症になるかも知れない。
私見だが、「新型コロナ」への「細胞性免疫」は日本人など「東アジア人」には備わっていた可能性が高い。
「新型コロナ」の世界的感染状況を見ると、明らかに「東アジア人」の感染率や死亡率が異常に低いのである。

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