
コロナ禍で2位までの自動昇格だけとなった今季のJ2。勝点が並ぶ3位北九州と4位長崎の直接対決。
長崎は「手倉森監督」や「角田誠」、「二見宏志」という元ベガルタ仙台の懐かしい面々が顔を連ねていた。
対する北九州はJ3優勝からいきなりJ2で1年目でのJ1昇格を狙う。“J1昇格請負人”「小林監督」だ。
この二人の監督は大分がJ1昇格を果たした時の「小林監督」と「手倉森コーチ」という師弟関係にある。
J1昇格圏内2位への生き残りを賭けた一戦。首位徳島と2位福岡は勝点51で並び、北九州と長崎は46。
この「北九州 vs 長崎」をDAZNで全試合を通して観戦した。この日の試合で最も注目度の高いカードだ。
「手倉森監督」の長崎がいつもの4バックから3バックに変え、4バックの“対北九州”という布陣で臨んだ。
手の内を知り尽くした監督同士の“狐と狸の化かし合い”で「小林監督」の方もこの手を読んでいたらしい。
一進一退のしかしワンタッチパスが当たり前でドリブル突破など見応えのあるアグレッシブな試合展開だ。
激しい混戦の中で先制したのは北九州で76分に「ディサロ」が「福森」からの折り返しパスを押し込んだ。
「小林監督」が動く、「ディサロ」を下げて5バックに変え逃げ切りを図った。しかし、これが裏目に出る。
「手倉森監督」が投入した「ルシア」が局面を変えた。「ルシア」のフリーキックで「カイオ」が同点にした。
このまま試合終了。徳島と福岡には勢いがあり、勝点3を取れなかった両チームは昇格戦線が厳しくなった。
「角田誠」と「二見宏志」はヘディングでシュートを1本ずつ放った。「ディサロ」か「ルシア」が欲しいな。
「手倉森監督」がベガルタ仙台に残した功績は大きいと思う。4バックでJ1で優勝を狙えるチームを作った。
「手倉森監督」の4-4-2は未だにベガルタ仙台の黄金のシステムだ。いろいろやって結局これに戻ってる。

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