Aegis-equipped destroyer Ashigara was hit

CG : Aegis-equipped destroyer Ashigara was hit

 

 

中国海警公船の尖閣海域での活動が過激化している。日本の漁船が追い回され領海に逃げ込んだりしている。

海保の船がエスコートしているが、結局、領海内へ逃げ込んだ形だ。昨日は日本の領海内に中国公船が侵入した。

 

海保がいくら実力で中国公船を追い払っても無駄に思える。しかし、それをやらないと領海を放棄する事になる。

中国公船は尖閣海域での中国海軍の海自に対しての“軍事的優位性”という裏付けを持った挑発行動なのである。

 

尖閣海域で中国海軍と海自が軍事衝突をした場合、最新の米国軍事研究機関の分析によれば中国の圧勝となる。

海自艦隊が防衛出動をして尖閣海域で中国海軍と交戦した場合、中国本土からの多数の弾道弾が勝敗を決する。

 

海自艦隊に対して数百発の対艦誘導弾道弾が降り注ぎ、その後数百発の巡航ミサイルが飛来し海自艦隊は壊滅。

残存艦もその後現れた中国海軍艦に全て沈められるであろう。イージス艦も役に立たない。海自艦隊は全滅する。

 

10年前は違っていた。最新鋭のイージス艦を有する海自が圧倒的に中国海軍に対し優勢であったのだった。

しかし、それがこの10年で逆転してしまった。中国海軍の軍事予算は日本の海自の10倍程もあるだろう。

 

イージス艦も似た様な物を作っている。最初はミニ・イージスなどと揶揄したが、最近は性能が向上している。

何よりも艦船数が多くなっている。1隻で10隻を相手にするとしたら勝ち目は無い。その内、性能でも上回る。

 

海自がこの軍事的劣勢を挽回するには「GDP1%」という防衛費の制限を撤廃するしか方法は無いだろう。

「兵隊ごっこ」や「おままごと」をやっている場合ではない。自衛官の命、国民の命や財産が懸かっているのだ。

 

最近、「敵基地攻撃能力」が論議されているが、これは無意味であろう。相手国の方は「核」を持っているのだ。

「敵基地攻撃能力」を持っても、結局「核」で負けるだけである。もっと別の有効な手段を考えるべきである。






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