signalyst


僕は昔からオーディオが趣味であった。こんな所で書くのはおかしいとは思うのだが、その昔は違っていた。

幼稚園の頃、僕はあだ名を「隊長」と呼ばれていた。いつも7~8人の友達を引き連れて遊ぶわんぱくだった。

 

「戦争ごっこ」をやったりして、相手の大将と一騎打ちをやったりした。その子の靴を隠して泣かせたりした。

先生に怒られて立たされた事も何度かあった。紅葉の写生の時にパッチワーク風の抽象画を描いて怒られた。

 

入園テストでの知能検査で全部終わってしまい、先生が「もうやる問題がありません」と言った事を覚えている。

一目置かれていたと言うか、問題児であったのだと思う。幼稚園の先生が考える枠を外れていたのは確かだろう。

 

この様な僕は、その後の「学校教育」の矯正によって才能も人格も完全に壊されてしまった。今は虚弱人になった。

人生に絶望を感じ「世捨て人」の様になった生活の中で、唯一の楽しみとして浸って行ったのがオーディオだった。

 

前回<Hi-Res>の記事でHQPlayerDACの設定を見直した結果、オーディオがネイティブになったと書いた。

DSD音源が11.2MHzで、PCM音源が384Hzで鳴らせる様になった。ハードを買い替えた様な変化だった。

 

HQPlayerはそれを通しただけでデジタルノイズをカットし高級オーディオの響きを提供してくれるソフトだ。

これを「ネイティブ」でDSD 11.2MHzを再生すると、中低音が深々と弾む様に鳴り音像が面前で定位する。

 

PCM音源は384Hzにアップコンバートされる。Hi-Res音源は勿論、CD384Hzの高音質で奏で出す。

ビリージョエルの「52番街」や「ピアノマン」はCDHi-Res96Hz,24bit)も有るが比較すると違う。

 

高級オーディオは上を向くと切りが無い。現在はアキュフェーズのアンプでB&Wのスピーカを鳴らしている。

Hi-Resは革命的な変化だったと思う。CDでは中途半端だった本格デジタル・オーディオの世界なのだと思う。