Photo : 木山隆之氏
今朝のスポーツ報知の報道だ。ベガルタ仙台の新監督に今季J2山形を率いた木山隆之氏が決定的としている。
木山監督の今年の山形は3バックの堅守から両サイドと1トップの厚みのある攻撃でプレーオフまで進んだ。
ベガルタ仙台の経営フロント陣は渡邉監督が進めた3バックを強化し、J1の上位進出を狙う基本方針の構想だ。
山形のプレーオフは2戦とも観たが、3バックからの堅守速攻は流れる様で、球際が強くハードワークしていた。
木山氏はセンタ―バック出身の元G大阪などでの選手で、史上最年少監督から監督として長いキャリアがある。
チームがやる事はこれまでの延長線上にある。渡邊監督で成し遂げられなかったJ1上位進出を期待出来ると思う。
【仙台】監督就任決定的の木山氏、今季1試合平均わずか0・95失点の堅守、攻撃も厚み
2019年12月11日 5時0分 スポーツ報知
J1ベガルタ仙台の来季監督に、今季J2山形を率いた木山隆之監督(47)の就任が決定的になっていることが10日、分かった。仙台は9日に6シーズン指揮した渡辺晋監督(46)の退任を発表。7年連続2桁順位の停滞感を打破すべく、指揮官の交代、チームの変革を決断した。
木山監督は山形就任3年目となった今季、キャンプから午前と午後の2部練習の頻度を多くし、選手たちをみっちり鍛え上げた。基本布陣は3―4―3。3バックの中央のDF栗山直樹(29)を中心に統率された守備は堅く、42試合40失点と、1試合の平均失点0・95。22チーム中3位タイの少なさだった。また、前線から強度の高いプレスで相手を混乱させた。
守備からリズムをつくりながら、攻撃面では、リーグ7位タイの59得点を挙げた。両サイドを中心に厚みのある攻めを展開。ハードワークするシャドーの選手、前線でボールを収めて起点となる1トップの選手らとの流れるような攻撃連係も見せた。球際の強さ、切り替えの早さを特に重視し、フィジカルトレーニングも積極的に行ってきた。木山監督は「(自分たちが)やってきたことをピッチで出せば(どんなチームにも)対応できる」と話すなど、選手への信頼感を示して1年間戦った。
シーズンを通して上位にいて、自動昇格も狙えたが、ラスト4試合を1勝3敗で6位。J1参入プレーオフは1回戦で大宮を2―0で撃破。2回戦の徳島戦は、主力選手の負傷などアクシデントにも見舞われ、0―1で惜敗し、シーズンを終えた。
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