東京ヴェルディのホームページより
手倉森監督時代のベガルタ仙台黄金期に活躍したMF「田村直也」が今季限りでの現役引退を発表した。
現在は東京ヴェルディに所属。「田村直也」というとボランチやサイドバックでプレーしていたと思う。
その頃に僕はサポーターバック最前列で応援していたが、田村は切れ味鋭いタックルで僕らを沸かせた。
現在のベガルタには田村と一緒にプレーした選手は、梁、関口、富田しか残っていない。菅井も昨年引退。
ベガルタ仙台はほぼJ1残留が決まったが、東京ヴェルディはJ2に降格してもう10年も年月を経過している。
Jリーグ草々期に優勝の常連だった東京ヴェルディだが、読売グループが経営から手を引いてから芳しくない。
以下は「田村直也」選手の現役引退のメッセージ。ベガルタ仙台サポーターへのメッセージも語られています。
[東京V公式]田村直也選手引退のお知らせ
https://www.verdy.co.jp/news/8564
この度、田村直也選手が、今シーズンをもちまして現役を引退することが決定しましたので、お知らせします。田村選手のプロフィールおよびコメントは下記をご参照ください。
田村 直也[タムラ ナオヤ] 選手 MF
【生年月日】1984年11月20日
【出身地】東京都多摩市
【身長/体重】175cm/70kg
【経歴】落合SC → ヴェルディジュニアユース → ヴェルディユース → 中央大学→ ベガルタ仙台 → 東京ヴェルディ
(中略)
田村直也選手コメント
「今シーズンでプロサッカー選手を引退することを決めました。支え続けてくれたサポーター、チームメイト、チームスタッフ、フロントスタッフ、そして大好きな家族には感謝しかありません。本当にありがとうございました。
まずお礼を伝えたいのは、自分をプロとして受け入れ、7年間プレーさせてもらったベガルタ仙台のファン、サポーター、関係者の皆さんです。
本当にありがとうございました。
右も左も分からない、何も知らなかった自分を「母」のように育ててくれました。
今の自分があるのは間違いなく皆さんのおかげです。
自分はマザコンではありませんが、宮城の仲間やサポーター、チームメイト、スタジアム、牛タン、せり鍋、油揚げ…全てを包み込む『母』のような存在の皆さんを心から愛しています。
本当にありがとうございました。
そして、中学、高校、プロとして戻ることができた東京ヴェルディのファン、サポーター、関係者の皆さん、本当にありがとうございました。
ヴェルディは世の中の厳しさ、希望や未来、現実…沢山のことを背中で教えてくれる『父』のような存在でした。
中学1年生の時からこのチームでプロになりたいと夢を持ち、同期の仲間と切磋琢磨しながら、全員が目指したヴェルディのトップチームのユニフォーム。
今でもこのユニフォームや練習着を着るたびに、過去にヴェルディを支え続けくれた人々の想いや情熱、その責任を感じて胸が震えます。
サポーターや同期の仲間の期待を背負ってプレーできる喜びは、自分にとってこれ以上ない財産になりました。
辛い時も苦しい時も声を枯らし、90分間仲間のために飛び続け、チームを支え続けてくれたサポーターのみんな、本当にありがとう。
数え切れないほど勇気と感動をもらいました。
本当にありがとうございました。
これからも東京ヴェルディを支え続けてください。
そして、このチームの未来のために戦い続ける後輩達を鼓舞し、苦しい時も背中を押してあげてください。
その声は必ず選手達に届き、間違いなく彼らの力になっていくと思います。
「将来サッカー選手になりたい」
小学1年生の時に自分で決めてスタートした日を思い出します。
自分で選んだ道だから、できれば最後も自分で決断したいと思っていました。
ベガルタの母、ヴェルディの父によって、皆さんの前で堂々とプレーできたこと、本当に幸せでした。
この文章で全ての感謝が伝わるかは分かりませんが、試合に出ていた時も出れなかった時も、変わらず応援してくれたサポーターのみんなの声はしっかり届いていたし、その方々のために練習から100%の力をチームのために注いできたことだけは伝えたいです。
どんな時も支え続けてくれた家族やみんなの気持ちを誇りに、胸を張って引退します。
13年間のプロ生活を支えてくれた皆様、本当にありがとうございました。
残りの試合も自分らしくチームに貢献できるよう頑張ります」
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