CG : Derby Victory

あらゆる予想を覆しての勝利だった。先制点を奪われてから複数得点の３ゴールを上げての勝利だった。

今季のベガルタは先制点を奪われて勝った試合が無かった。その過去データを完全に打ち破った試合だ。

更に複数得点が少なく失点後に１ゴールで何とかドローに持ち込む試合が多かったが、これも打ち破った。

J1並みの攻撃力を誇る山形に１ゴールしか奪われなかったのも、今季のベガルタの卓越した守備力だ。

奪った３ゴールは全て流れの中からで、完全に山形の守備を崩してのものだったのもこれまでと違った。

「素晴らしい！」の一言だ。感激の試合だった。最高の気分だよ。ビデオを何度も繰り返して観ている。

山形は「宮崎」の右サイドからの攻撃を予想していなかったのかな。２ゴールは彼が起点になっていた。

ポストプレーだけではない「宮崎」は右サイドアタッカーだった。ケガから回復した彼のプレーが躍動。

「郷家」の逆転の２点目（複数得点）は「武田」の正確なスルーパスが起点となり「荒木」がアシスト。

ベガルタはこの「武田」と「石尾」の後半開始からの攻撃的な交代投入が勝利のきっかけとなっていた。

この山形戦ような試合をこれからの残り８試合でやって行けば“自動昇格”が現実の事になるだろう。

只、山形は守備力に弱点のあるチームだ。そこに大勝したことは今後の“油断”にならないかと心配。

次節は札幌戦だ。Ｊ１クラスの選手を揃えている。守備力で“無失点”か攻撃力で“複数得点”か悩む。

点の取り合いになれば負ける可能性が高くなるだろう。ここは自慢の守備力を生かした戦い方が無難だ。

“自動昇格”には札幌に勝ち連勝をするのが必須。１点差でいい、ここは泥臭く勝利だけ狙って欲しい。

ＣＧは山形戦でゴールを上げた「相良」「郷家」「宮崎」です。札幌戦でもゴールを期待をしてるぜ。