CG : Ryusei Yokohama (18 years old, wrongfully convicted death row inmate)

鎌で一家3人が惨殺された現場に偶々居合わせた高校生「鏑木慶一」は誤認逮捕で殺人犯にされてしまう。

折しも“１８歳成人”施行での“１８歳死刑囚第１号”で警察により証拠捏造までされ死刑判決を受ける。

獄中、意を決した「鏑木慶一」は脱走計画を実行し成功する。自身の身の潔白を証明する為の脱走だった。

初めて社会に出た彼は変装して身を隠しながらも様々な人々と接し、時に弁護士やライターの才能を発揮。

彼が犯人だと証言した痴呆症の老婆に証言を撤回し真実を明らかにしてもらう事が最終目的なのであった。

その証言をSNSでライブ配信する最中に警察に身柄を拘束されたが、再審が認められ“無罪”を勝ち取った。

染井為人の長編小説で劇場版では「横浜流星」が鏑木慶一を演じている。数年前にテレビドラマ化もされた。

鏑木慶一はまだ若く弁護士にでもなれるだろう。しかし、警察の証拠捏造で人生を死刑囚にされた人も居る。