
CG : Hiroyuki Sanada 2
『SHOGUN』が「エミー賞」総なめに続き「ゴールデングローブ賞」で4部門を受賞という歴史的な快挙だ。
「真田広之」が監督と主演をし「作品賞」と「主演男優賞」を受賞。「主演女優賞」と「助演男優賞」も受賞。
「関ケ原の戦い」という日本の戦国時代を“日本語”で描き、立ち居振る舞いを日本の精神性で描き切った。
世界的に“第2次ジャポニズム”が席巻し「漫画」「アニメ」「和食」などが世界的なブームになっている。
“第1次ジャポニズム”と言えば『パリ万博』だ。『北斎』や『写楽』が西洋絵画に衝撃的な影響を与えた。
当時「万国博覧会」は国際見本市として最先端の科学・技術や芸術を世界に発表し広める役割を担っていた。
今年日本では『大阪万博』が開催される。しかし、筆者はこれに既に時代遅れなのではと疑問を持っている。
米国で世界最大規模のテクノロジーカンファレンス『CES 2025』が開催されている。これと比較してしまう。
『大阪万博』と『CES 2025』には“雲泥の差”がある。それは“時代遅れ”と“最先端技術”の大きな差だ。
各国がパビリオンを作り準備し開催する頃にはそこに展示する技術は“既に時代遅れ”になってしまってる。
だから“無駄な事”というのが『万博』への強い印象なのだ。『CES 2025』の様なのを頻繁に開く方が良い。
『大阪万博』は失敗するのではないか。時代のスピードについていけない『万博』はこれを最後にすべきだ。
話が逸れてしまったが、映画やドラマの“主演賞”にも未来に暗雲が立ち込め始めている。AI技術の急発展だ。
近い将来、AIアクターが全盛の時代が来るのは確実だ。言わば“実写”と“アニメ”がAIで昇華した世界だ。
人間の俳優は必用なくなる。抵抗しても一時的なあがきにしかならないだろう。興行コストを考えるべき。
高額な俳優の給料や大掛かりな舞台装置は全てAI技術を使ったCGで再現が出来てしまう。近未来の映画だ。
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