Trump-ism

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間もなく第2次トランプ政権がスタートする。世界各国は彼の関税政策に戦々恐々としている感も否めない。

彼が掲げる「米国第一主義」は重要な政治の手段ではあるが、もっと根底にある思想について語ってみたい。

 

現在世界では「平和」や「平等」「差別禁止」「難民受入れ」「関税撤廃」などリベラルな政策が主導する。

リベラルという“民主主義”を語りながら、これらの政策は“一部の知識人たち”が考えたものではないか。

 

“民主主義”とは個々の政策について民衆が意見し議論を重ね最終的に“多数決”にて決定する制度である。

ところがその“一部の知識人たち”は「一般民衆は“無知”で“愚民”なので上から主導すべし」と考える。

 

学校の教室で先生がホームルームを主導している様なもので、これが“民主主義”なのかと疑問を持つのだ。

その“一部の知識人たち”は大手マスコミも支配し、自分たちの主張を唯一の正義だとして宣伝させている。

 

そして“無知”で“愚民”な一般民衆が書き込む“SNS”などをでたらめを広めるとして抑え込もうとしてる。

トランプ大統領のSNSを凍結し、大手マスコミは彼を“大悪人”の様に排除して来たのはその最たる例である。

 

今、世界は一般民衆を愚弄した“リベラリズム”に辟易し、「トランプ-イズム」や「右傾化」を巻き起こした。

大統領選挙でトランプ氏は圧勝し、大統領に返り咲いた。ヨーロッパでも各地で極右政党が勝利を納めている。

 

これらはこれまで米国やヨーロッパ各国で政権にあった“リベラル”への民衆の反発の結果なのではないのか。

“一部の知識人たち”が推し進める“似非民主主義”への反発であり、政策へ民衆が関わり始めたという事だ。

 

人間は“感情の生き物”であるが“隠れトランプ支持者”の様に表には出せず“心の歪”として蓄積して行く。

「ウクライナ戦争」や「ガザの大虐殺」など世界規模での紛争が絶えないが、その“遠因”になってはいないか。

 

“一部の知識人たち”は神様ではない。彼らが主導して世界の行方を決めるのは“似非民主主義”なのだろう。

大手マスコミは彼らに支配されてるが、「民主主義」を民衆の手に取り戻すのが「トランプ-イズム」だと思う。