
梅原猛著「水底の歌 柿本人麻呂論」(新潮文庫)
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梅原猛氏が死去 ~知の巨人・梅原日本古代学~ |
<衝撃と感銘の名著「水底の歌 柿本人麻呂論」>
人生で最も衝撃と感銘を受けた書物があった。梅原猛氏の「水底の歌 柿本人麻呂論」(新潮文庫)である。
上下巻の文庫本だったが、読書が得意ではなかった僕が、これを1日足らずで読破したのを覚えている。
上下巻の文庫本だったが、読書が得意ではなかった僕が、これを1日足らずで読破したのを覚えている。
それまでの柿本人麻呂についての常識を覆し、宮廷歌人だったが政治的に失脚し「刑死」したと論じている。
強い衝撃と感銘を受けたのだが、何よりも梅原氏の思考と推理の鋭さと論法、その文体の妙に酔い痴れた。
強い衝撃と感銘を受けたのだが、何よりも梅原氏の思考と推理の鋭さと論法、その文体の妙に酔い痴れた。
題名に「知の巨人」と書いたが、梅原氏は「知識の巨人」というよりも「思考の巨人」なのだと思っている。
「水底の歌 柿本人麻呂論」には梅原氏の思考の過程が示されており、人麻呂論以上に僕には有益であった。
「水底の歌 柿本人麻呂論」には梅原氏の思考の過程が示されており、人麻呂論以上に僕には有益であった。
<「九条の会」は米国の占領統治と教化の賜物>
一方、梅原猛氏の「憲法九条」の考え方については、原理に拘った一面的思考であり、全く意見を異にする。
「憲法九条」は、原理は正しいが、敗戦後に米国から押し付けられた「家畜への鎖」という面を有している。
「憲法九条」は、原理は正しいが、敗戦後に米国から押し付けられた「家畜への鎖」という面を有している。
戦争に負けて日本は米国の植民地に成り掛けた。これは丁度、米国という男性に妾にされた女性に似ている。
しかし、日本の戦後の経済成長は目覚ましく米国を脅かす様になり、妾女は米国からDV攻撃を受け続けた。
しかし、日本の戦後の経済成長は目覚ましく米国を脅かす様になり、妾女は米国からDV攻撃を受け続けた。
米国はパートナーを装いながら、日本の経済成長を鈍化させる為に政治的・軍事的攻撃をしていたのである。
それは「ロッキード事件」や「日航ジャンボ機墜落事故」、「東日本大震災」の真相の裏に隠されていたのだ。
それは「ロッキード事件」や「日航ジャンボ機墜落事故」、「東日本大震災」の真相の裏に隠されていたのだ。
<知の巨人が考えた「日本古代学」は未完に終わる>
梅原猛氏は著名な哲学者であった。しかし、彼が創始した独創的な「梅原日本古代学」の方が有名である。
近年は、四大文明よりも古い6千年前の長江流域の「古代稲作文明」の研究をなされていたと聞いていた。
近年は、四大文明よりも古い6千年前の長江流域の「古代稲作文明」の研究をなされていたと聞いていた。
これは持論だが、秦の始皇帝に滅ぼされたここの稲作王家が日本に漂着し「神武神話」になったと考えている。
「梅原日本古代学」は余りに独創的であり、彼の専門外の分野でもあった。彼の死で未完に終わるであろう。
「梅原日本古代学」は余りに独創的であり、彼の専門外の分野でもあった。彼の死で未完に終わるであろう。
「水底の歌 柿本人麻呂論」を読んで僕は強烈な影響を受けた。特に梅原氏の思考方法についてが大きかった。
僕は読書が苦手で本は一度しか読まない。しかし「水底の歌 柿本人麻呂論」中の短歌を全て暗記していた。
僕は読書が苦手で本は一度しか読まない。しかし「水底の歌 柿本人麻呂論」中の短歌を全て暗記していた。
■驚き!電池切れしてた電波時計が自分で時刻合わせを始めた・・・ | https://blogs.yahoo.co.jp/ming_sunfield/49707637.html |
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