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CG: Defenseless time
米、全世界で艦隊運用を一時停止 駆逐艦事故受け
日本経済新聞 2017/8/21 19:23 (2017/8/22 1:04更新)
【ワシントン=永沢毅】シンガポール沖のマラッカ海峡近くで日本時間21日午前、米イージス駆逐艦「ジョン・S・マケイン」とタンカーが衝突する事故が起きた。米海軍は同日、原因究明や安全性を確認するため、全世界で艦隊の運用を一時停止すると発表した。
米駆逐艦のジョン・S・マケイン=ロイター
米海軍によると、事故が起きたのは日本時間午前6時24分ごろ。船尾左舷を損傷したが、自力航行は可能な状態にある。第7艦隊によると、シンガポールのチャンギ海軍基地に向かっている。同艦の乗組員は約330人で、事故発生時はシンガポールに向かっていた。
トランプ大統領は20日夜、「我々の思いと祈りはジョン・S・マケインの乗組員とともにある」とツイートした。同艦は今月上旬、中国の軍事拠点化をけん制する目的の「航行の自由」作戦に参加するため、南シナ海を航行したばかりだった。
第7艦隊によると、艦船の付近に石油や燃料が漏れているような形跡はみられないという。船舶関連サイト「マリーン・トラフィック」によると、衝突した商船はリベリア船籍の石油タンカーで、けが人の有無や損傷状態は不明。7月3日に韓国の港を出港し、8月21日にシンガポールに寄港する予定だった。
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