パソコンにアクティブスピーカーAirpulse A100をヘッドフォンアンプを介した装置で音楽を聴いている。
パソコンオーディオである。再生用ソフトはSignalyst HQPlayerを使い、主にHi-Res音源を鳴らしている。
絵は自作のCGでAirpulse A100とそのセッティングだ。自分で言うのも難だが結構良い音で鳴っている。
今聴いているのはブラームスのピアノ協奏曲第1番でアルトゥール・ルービンシュタインの演奏である。
原盤はかなり昔の録音だがHi-Res FLAC 176.4kHz/24bitにハイレゾ・リマスターがなされかなり良い音だ。
ピアノの音が瑞々しく、ルービンシュタインの鍵盤のタッチが臨場感を伴って実に生々しく伝わって来る。
で、また前置きが長くなってしまった。CGの様にセッテイングしてるスピーカーを少し弄ったのだった。
日常で何気なく使っている内にスピーカーのセッティングが動いてしまっている事がままあるのである。
今回は前回のセッテイングから2年近くも経っていた。ふと、それに気が付いて自分でも驚いたのである。
まず、左右のスピーカーとリスニング・ポジションの距離だった。2cm程も差があったのだ。異常な事態だ。
これだけ左右のスピーカーとリスニング・ポジションの距離に差があると“位相差”が生じてしまうのだ。
音像のバランスが狂うし音自体に違和感が伴って来る。のだが、毎日何気なく聴いてるとそれを感じない。
人間には“慣れ”というのがあって、少しずつ感覚がズレて麻痺していても気づかなくなってしまうのだ。
今回はセッテイングをやり直した。壁に5cm程近づけ低音を持ち上げ、左右の広がり角度も大きくした。
オーディオをやってると今回の様な事はよくある事。完璧なセッテイングなどは無い。常にチャレンジだ。
どんな高価なスピーカーであってもそれは同じだ。スピーカーのセッティングが最終的に音を決めるのだ。
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