悪の慣習を終わらせる 巨額贈収賄でFIFA副会長ら逮捕

FIFA元副会長も逮捕 南アW杯で不正か  
 
2015/5/28 12:52 日本経済新聞

 【ニューヨーク=高橋里奈、ウィーン=原克彦】米司法当局は27日、国際サッカー連盟(FIFA)幹部らの贈収賄や不正事件を巡り、スイスの司法当局に、現職の副会長2人を含む被告の身柄を引き渡すよう求める方針を表明した。南アフリカが招致した2010年のワールドカップ(W杯)に関連して元副会長が同日、逮捕された。欧州サッカー連盟(UEFA)は同日、29日に予定するFIFA会長選挙の延期を求めた。

 リンチ米司法長官は27日、「10年の南アW杯の開催地決定を巡って不正があった」と明言した。AP通信によると、FIFAのジャック・ワーナー元副会長が自国のトリニダード・トバゴで逮捕された。W杯開催地に南アを推す見返りとして、南ア側から1000万ドル(約12億円)の賄賂を受け取った疑いがある。

 米司法省が起訴したFIFA副会長やスポーツ関連会社幹部14人のうち、スイス当局は7人を逮捕した。6人が米国への身柄引き渡しを拒否して争う方針だ。米国法はテロ対策の一環として、米国との関連が少しでもあれば外国人も捜査対象となる。贈収賄に米国銀行も使われていたという。

 スイス当局は27日、W杯招致を巡り、18年のロシア、22年のカタールの大会について不正行為の疑いで捜査を始めた。事件は米国とスイスの司法当局がそれぞれW杯開催地の決定過程を捜査する展開を見せる。ロシア外務省は「米国の法律の国外での違法な適用だ」との声明を発表した。

 UEFAは同日、29日に予定する会長選挙の延期を求めた。延期しなければ会長選のボイコットも検討する。現職会長の再選を支持するアフリカ勢やアジア勢と対立すれば、FIFAの運営が混乱しそうだ。会長選では5選を目指す現職のブラッター会長に、ヨルダンのアリ・フセイン王子(副会長)が挑む。

 W杯のスポンサー企業は相次いで懸念を表明した。ロイター通信によると、米コカ・コーラは「W杯の使命と理想が傷ついた」と指摘した。


自分(たち)が何か特権を持っているという勘違いがこういう悪しき慣習を続けさせるのでしょうね。
既得権益と言います、これを保持し続け止めさせられない様に画策します。自分(たち)の幸福の為に。

南アフリカが招致した2010年のワールドカップ(W杯)に関連して元副会長が逮捕されました。
黒い噂の絶えなかった国際サッカー連盟(FIFA)という牙城の権威が今、失墜しようとしています。

これから開催予定だった2018年W杯モスクワ大会などについても捜査が行われている様です。
関係者は戦々恐々でしょう、場合によってはモスクワ大会やカタール大会の開催地変更も有り得ます。

不正や悪は必ず暴かれ止めさせられなければならない、世の正直で真面目な人々の為にですね。
以下の事例も既得権益を守る悪しき例です。この様な組織は廃止して解体するしかありません。


■「続ける」「繋ぐ」の本当の理由・・・・廃止、解放へ!
http://blogs.yahoo.co.jp/ming_sunfield/48104947.html