痛い大海と関口の離脱、川崎に競り負け |
<試合結果> 川崎フロンターレ vs ベガルタ仙台 (前半)1-1 (後半)2-1 3-2 20分 小林 24分 富田 54分 ウィルソン 61分 登里 90分 矢島
<(敗因)大海と関口の穴埋めに、更なるアクシデント>
試合中にテグ監督の奇っ怪な選手のローテーションがあった。
角田のCB→ボランチ→右SBという激しいポジションチェンジである。
角田のCB→ボランチ→右SBという激しいポジションチェンジである。
この理由が、試合後の監督インタビューで、漸く明らかになった。
左SBで先発した田村が気分が悪くなり、右SBの菅井も体調不調で交代したのだ。
左SBで先発した田村が気分が悪くなり、右SBの菅井も体調不調で交代したのだ。
菅井の故障は分かっていたが、左SBの朴のケガはアクシデントだったらしい。
朴は帯同はしていたが、試合直前にベンチ入りから外したのだという。
朴は帯同はしていたが、試合直前にベンチ入りから外したのだという。
結果論になるが、タダでさえ不足していたDF陣が田村と菅井の交代で居なくなった。
後半開始からの田村→内山、ここで菅井の交代要員が居なくなってしまったのだ。
後半開始からの田村→内山、ここで菅井の交代要員が居なくなってしまったのだ。
この為、あの不可解な角田の右SBへの移動となったのである。
角田がどの守備位置でも熟せることは分かったが、彼はボランチに居ないと困る。
角田がどの守備位置でも熟せることは分かったが、彼はボランチに居ないと困る。
ベンチにはいつものFWが2人ではなく3人も入っていた。(結局、1人も使えなかった)
これは失敗で、不足しているDF陣の朴をベンチに入れて置くべきだったのだと思う。
これは失敗で、不足しているDF陣の朴をベンチに入れて置くべきだったのだと思う。
<大海の穴が埋められず、失点2>
大海の穴を埋めるべき広大はケガから戻って来たばかりで、体調が万全ではなかった。
代わってCBに入った角田は、このポジションの代役をかなりよく熟していた。
代わってCBに入った角田は、このポジションの代役をかなりよく熟していた。
しかし、角田のマズかったところは、彼がボランチに居なかったことである。
やはり、ボランチ角田は攻守の要になっていたのであって、これも敗因だと思う。
やはり、ボランチ角田は攻守の要になっていたのであって、これも敗因だと思う。
そして、CBに途中から入った広大は2点目の小林と決勝点の矢島のゴールを防げなかった。
結果として、大海の穴を埋めることが出来なかったことが、敗因の第一である。
結果として、大海の穴を埋めることが出来なかったことが、敗因の第一である。
<関口の穴も埋められなかった、昨年と同じ>
攻守に無尽蔵のスタミナで奮闘する関口の欠場の穴も埋めることは出来なかった。
3トップぎみにして、赤嶺が左サイドに張り、太田が右サイドを縦横に走り回る。
3トップぎみにして、赤嶺が左サイドに張り、太田が右サイドを縦横に走り回る。
太田は右SH(FW)に固定してから、彼らしい右サイド突破を出していた様に思えた。
しかし、前半の走り回りが祟って、終盤は足が攣りスタミナも切れてしまった。
しかし、前半の走り回りが祟って、終盤は足が攣りスタミナも切れてしまった。
関口はこれを一人で熟していたのだ。最後までスタミナが切れることもない。
昨年の長期離脱のときも感じたことが、今年も再認識させられた様に思った。
昨年の長期離脱のときも感じたことが、今年も再認識させられた様に思った。
FW3人をベンチ入りさせたテグ監督は、攻撃的交代を予定していたのだと思う。
しかし、DF陣の想定外の交代で、このプランは消滅し最悪の展開になってしまった。
しかし、DF陣の想定外の交代で、このプランは消滅し最悪の展開になってしまった。
<テグ監督の、後半からの切り替えは素晴らしかった>
前半が相手のペースになったときの、後半からのテグ監督の切り替えの采配は見事だ。
後半開始から、ベガルタが主導権を握って川崎を押しまくり始めた。
後半開始から、ベガルタが主導権を握って川崎を押しまくり始めた。
4-4-2から4-3-3に変え、ボランチを厚くして、川崎の攻撃を抑えた。
これが見事に当たり、54分のウィルソンの勝ち越し点に繋がった。
これが見事に当たり、54分のウィルソンの勝ち越し点に繋がった。
しかし、風間監督も手を打って来た。FWレナトの投入である。
このレナトを抑える為なのか、テグ監督は角田をボランチに上げた。
このレナトを抑える為なのか、テグ監督は角田をボランチに上げた。
そして、広大をCBに入れ、体調の十分でない菅井を下げ右SBに松下を動かした。
これが裏目に出てしまう。松下は崩され、広大は登里の同点弾を防げなかった。
これが裏目に出てしまう。松下は崩され、広大は登里の同点弾を防げなかった。
<憲剛が攻撃力の起点になっていて、強かった川崎>
特に川崎2点目の登里のゴールに繋がった、憲剛の楠神へのパス交換は素晴らしかった。
ここでの失点が、勝敗を分けたのだと思う。ベガルタはリードを守れなかった。
ここでの失点が、勝敗を分けたのだと思う。ベガルタはリードを守れなかった。
GK林がファインセーブで、何とか触った憲剛のFKも凄かった。
あれが決まっていれば、完全に試合は川崎ペースになってしまっただろう。
あれが決まっていれば、完全に試合は川崎ペースになってしまっただろう。
憲剛はW杯最終予選の代表として選出されている。
G大阪で不調の遠藤の代役を熟せるのは憲剛だ。6月の代表戦では頑張って欲しい。
G大阪で不調の遠藤の代役を熟せるのは憲剛だ。6月の代表戦では頑張って欲しい。
<富田のスーパーミドル、ウィルソンのスーパーループ>
ベガルタのゴールシーンも素晴らしいものだった。
富田のスーパーミドルとウィルソンのスーパーループである。
富田のスーパーミドルとウィルソンのスーパーループである。
富田があんな強烈な地を這う様なシュートを決めるとは、未だに信じられない。
曲がり易いTango12のボールは、鋭い弧を描いてGKから遠ざかりゴールに突き刺さった。
曲がり易いTango12のボールは、鋭い弧を描いてGKから遠ざかりゴールに突き刺さった。
ウィルソンのループシュートも凄かった。あれではGK西部も触れない。
これも曲がり易いTango12の特性を活かしたシュートだった。
これも曲がり易いTango12の特性を活かしたシュートだった。
この2発の逆転で試合を決めたかったが、敵もさる者、風間監督はしたたかだった。
最後は2-2のドローでも良しと思っていたが、ロスタイム、やられてしまった。
最後は2-2のドローでも良しと思っていたが、ロスタイム、やられてしまった。
<まだ首位だ、中断後に巻き返そう!>
アウェーで敗れた川崎には、ホームで借りを返すことにし、次節に備える。
次節は、2つのナビスコ戦を挟んでの6月19日のホーム札幌戦だ。
次節は、2つのナビスコ戦を挟んでの6月19日のホーム札幌戦だ。
3週間も中断期間があることは、ケガ人続出の状況では有難いこと。
しっかり充電して、首位をキープするべく、態勢を整えたい。
しっかり充電して、首位をキープするべく、態勢を整えたい。
もしかしたら、関口の回復が札幌戦に間に合うかも知れない。
少なくとも、その次の15節のレッズ戦には間に合うのだと思う。
少なくとも、その次の15節のレッズ戦には間に合うのだと思う。
問題は、大海の穴埋めである。個人的には緊急補強が必要だと思っている。
広大の体調も完治するのだろうが、元々、CBの薄い層が指摘されているのである。
広大の体調も完治するのだろうが、元々、CBの薄い層が指摘されているのである。
首位をしっかりキープし、優勝を狙うのだったら、補強は避けられないのではないか。
鎌田もリーチだし、角田も2度目のリーチが目前だ。CBが居ない試合も考えられる。
鎌田もリーチだし、角田も2度目のリーチが目前だ。CBが居ない試合も考えられる。
この川崎戦では収穫もあった。攻撃力、得点力が健在であることを再確認出来た。
それから、奥埜。4-3-3のウィングハーフとしてしっかり機能していた。
それから、奥埜。4-3-3のウィングハーフとしてしっかり機能していた。
川崎に敗れたことは悔しいが、アウェーだし、まだ首位をキープしている。
広島と磐田に射程内に入られたが、何とか突き放したいものだ。
広島と磐田に射程内に入られたが、何とか突き放したいものだ。
その為の準備を、この3週間でしっかりやって欲しい。
特にCBの補強だ。優勝する為には守りの要のここを補強しないと。
特にCBの補強だ。優勝する為には守りの要のここを補強しないと。
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<僕の解放運動>
*「世界人権宣言」「日本国憲法」に基づき、僕は解放されなければならない。
〝僕の解放運動〟を展開中。〝奴ら〟を廃止させます。
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