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佐久間特捜部長 最後の〝あがき〟か!?

 <佐久間特捜部長は焦っている>

 東京地検特捜部を指揮しているのは「佐久間特捜部長」という男である。

 既出の情報ではあるが、彼について、日刊ゲンダイ(2010年1月14日掲載)に興味のある記事が載っていた。
 それによれば、彼が特捜部で手懸けた大きな2つの事件ではどちらも大失態を演じているのだという。

 ひとつは『旧長銀の粉飾決算事件』で、何と「全員無罪」という特捜部の前代未聞の大敗北だったのだそうである。
 もうひとつは『佐藤栄佐久前福島県知事の収賄事件』で、特捜部の主張の根幹が崩れ2審判決は「実質無罪」というチョンボをしでかしているのだという。

 続けて「日刊ゲンダイ」の記事では「こんな人物が特捜トップに上り詰めたのは、ひとえに上司の覚えがめでたかったからだ。特に東京地検トップの岩村修二検事正の“引き”が強いといわれている」と書いてあった。

 東京地検特捜部といえば公判での有罪確定率99%を誇る検察のエリート集団なはずである。
 ところがこの佐久間特捜部長に限っていえば、上記の引用記事が示すように有罪確定率0%なのである。

 こんな人物が、エリート中のエリート検察官が就任するべき「特捜部長」に昇進したのは、上記の引用記事では「上司の覚えがめでたかった」ためであると書かれている。
 僕の私見ではこの「上司の覚えがめでたかった」の他に「CIAからの強い後押し」があったと推測しているのである。
 これまで何度も論じて来ているように、東京地検特捜部はCIAと密接な関係を持っているのである。また、佐久間特捜部長は米国の日本大使館への勤務経歴もあることも付け加えておく。

 彼は特捜部長としての最初の〝手柄〟が欲しいのであり、それで焦っている。
 ところが、「鳩山首相の偽装献金疑惑」については、相手が総理大臣ということもあってか、鳩山首相を辞任に追い込むような展開にすることが出来なかったのである。
 もうひとつの「小沢幹事長の政治資金収支報告書の不記載」の件も、3月末に迫る時効や通常国会の会期の関係で、小沢幹事長を辞任や逮捕に追い込むようなことが難しくなっていたのである。

 そこで彼は、通常国会の前に小沢幹事長の逮捕(彼にとって理由は何でもよい)をするために、マスコミに特捜部は「石川秘書は形式犯で在宅起訴となる見込み」という〝デマ〟を流して、通常国会前に小沢幹事長を事情聴取に呼び出そうと図ったのではないかと推測しているのである。(国会会期中は国会議員に不逮捕特権がある)
 ところが、小沢幹事長が通常国会の前の事情聴取に応じそうもなかったので、通常国会の前の石川議員と大久保秘書ら3名の逮捕だけを強行したのであろう。

 石川議員ら元秘書を逮捕はしたものの、「小沢幹事長の政治資金収支報告書の不記載」の件は立件が難しいと思われるのである。

 ①不記載の4億円が裏献金だと立証するのは「鳩山首相の偽装献金疑惑」と同様に殆ど難しい。
 ②仮にそれが出来たとしても、当時は野党であった小沢幹事長への受託収賄の立件は不可能に近い。
 ③小沢幹事長が不記載に関わったと立件するのも、秘書からの証言がないと不可能である。

 いったい何故、東京地検特捜部はこのような無理な逮捕劇を強行したのであろうか。
 佐久間特捜部長が無能だからなのだろうか。素人の僕にでも分かるような公判維持の無理さが彼には分らないのか。
 もちろん、だからこそ、彼は自身が中心として関わった『旧長銀の粉飾決算事件』や『佐藤栄佐久前福島県知事の収賄事件』で、「全員無罪」や「実質無罪」という大失態をしでかしているのかも知れない。

 ただ僕は、今回の一連の逮捕劇には、前から主張しているように「CIA」の影があって、そこからの圧力(指令)があったのではないかと推測もしているのである。


 <東京地検特捜部の捜査情報のリークは許せない>

 東京地検特捜部(佐久間特捜部長)は最後の賭けに出ていると僕は見ている。
 それは、小沢幹事長が政治資金収支報告書の不記載に関わっていたとしての「在宅起訴」である。

 それで昨日の

 「読売新聞夕刊の〝小沢氏が4億円不記載を了承・・・石川議員が供述〟の記事」

 になるわけなのであろう。
 ところが、その直後に

 「石川議員が弁護士を通じて、これが嘘だと完全否定した」

 となったのである。

 ここでは2つの大きな問題(犯罪)が発生しているのである。

 ①東京地検特捜部による捜査情報のリーク(国家公務員法の守秘義務違反)

 ②しかも、〝嘘(デマ)〟の捜査情報をマスコミに流している

 これらは〝完全な犯罪行為〟ではないのか。
 これをやっているのは、明らかに「東京地検特捜部」なのである。

 「東京地検特捜部」とは〝犯罪組織〟なのか?



 <マスコミ側にもCIAのエージェントがいる>

 東京地検特捜部から読売新聞へ、秘匿されるべき〝捜査情報(嘘の捜査情報)〟が流れていたことがはっきりしている。
 読売新聞の夕刊が最初にこの〝嘘の捜査情報〟を記事にしていることから、こう推察されるのである。

 僕は、東京地検特捜部からの捜査情報をリークする「一定の組織」が介在していると考えている。
 それはあるマスコミの人々であって、それを統括している人物もいるのではないだろうか。
 読売新聞といえば誰でも頭に浮かぶある人物が、CIAのエージェントであるという疑いを僕は持っているのである。



 <この国の司法権はCIAの支配下にある>

 〝この国の司法権はCIAの支配下にある〟ということについては、僕のブログで幾度に渡って論じて来ている。
 ここでまた論じるのにはかなりな労力を必要とするので、過去に論じた下記の記事を読んで頂きたいのである。


  【「東京地検特捜部」に関連する過去ブログ記事】

 ■『千葉法相、指揮権発動否定せず』:http://blogs.yahoo.co.jp/ming_sunfield/42632681.html

 ■『岸信介元首相はCIAのエージェントだった』:http://blogs.yahoo.co.jp/ming_sunfield/42631585.html

 ■『国権が侵害されていることに怒っている!』:http://blogs.yahoo.co.jp/ming_sunfield/42625074.html

 ■『日本の司法権は米国によって侵害されてはいないか?』:http://blogs.yahoo.co.jp/ming_sunfield/42611821.html

 ■『日本の検察は米国の利害で動いている?』:http://blogs.yahoo.co.jp/ming_sunfield/42564481.html

 ■『佐久間特捜部長を逮捕せよ!』:http://blogs.yahoo.co.jp/ming_sunfield/42618400.html

 ■『小泉元首相と竹中元総務相に米国から3兆円の巨額賄賂?』:http://blogs.yahoo.co.jp/ming_sunfield/42559781.html


 僕は、「東京地検特捜部がCIAのエージェントである」ということを、これらのブログで論証してきた。
 そして、日本の司法権をそのCIAから取り戻すために「東京地検特捜部」や「検察」を解体的に作り直して改革する必要があると考えているのである。

 現在のままでは、戦後にGHQが作ったこの仕組みによって、米国にとって都合の悪い日本の政治家や著名人が濡れ衣を着せられて抹殺され続けていくのである。
 この文章だけでは信じられないあなた、是非、上記の僕の過去の記事を読んで頂きたいのである。