3DCG ”If I look up at a cherry tree”
CG「桜、仰ぎて見れば」 |
Ark Pilot の新作です。
春なので、また桜シリーズになります。
大きな満開の桜の木を、その木陰から見上げて眺めているナミです。
大きな満開の桜の木を、その木陰から見上げて眺めているナミです。
画面の配置としては、難しい構図なのだと思います。
桜を少しボカしていますが、今回は2種類のレンダリングをやってみています。
桜を少しボカしていますが、今回は2種類のレンダリングをやってみています。
いつも使っている「分散レイトレーシング」と、以前よく使っていた「Hybrid 2.5D」です。
2種類行ってみて、よいと思う方を作品としました。
2種類行ってみて、よいと思う方を作品としました。
Hybrid 2.5Dは以前よく使っていたのですが、レンダリング時間がかなり掛かるので最近は使っていませんでした。
しかし、新パソコンになって性能がアップしたのを機に、試しにやってみました。
しかし、新パソコンになって性能がアップしたのを機に、試しにやってみました。
分散レイトレーシングでの被写体深度を入れたUltraでのレンダリングは約5時間でした。
また、Hybrid 2.5Dでの被写体深度を入れたSuperiorでのレンダリングは約23時間掛かりました。
また、Hybrid 2.5Dでの被写体深度を入れたSuperiorでのレンダリングは約23時間掛かりました。
おそらく、Superiorの方は前のパソコンだったら200~300時間も掛かったと思われます。
この時間表示が出た段階で、このレンダリングはしていなかったでしょう。
この時間表示が出た段階で、このレンダリングはしていなかったでしょう。
結果は、時間の短かったUltraでのレンダリングの方の採用でした。
Superiorでの方はノイズが少なく滑らかな反面、反射式望遠レンズのボケのような騒がしさが目立ちました。
Superiorでの方はノイズが少なく滑らかな反面、反射式望遠レンズのボケのような騒がしさが目立ちました。
桜の花をボカすのにはミスマッチな感じです。
という訳で、ノイズの荒さが気になったUltraでしたが、こちらを使うことにしました。
という訳で、ノイズの荒さが気になったUltraでしたが、こちらを使うことにしました。
分散レイトレーシングでは光の数が十分ではなく、被写体深度を入れるとかなりな荒さが目立ちます。
今回は、これを画像の2次加工でボカすことでカバーしてみました。
今回は、これを画像の2次加工でボカすことでカバーしてみました。
分散レイトレーシングで十分な解像度の被写体深度ブラーを得るには、パソコンの性能が千倍とか1万倍も向上する必要があるように感じます。
また、Hybrid 2.5Dで同じ効果を得るのには、現在の5光路では不足で20とか30光路が必要な気がします。
また、Hybrid 2.5Dで同じ効果を得るのには、現在の5光路では不足で20とか30光路が必要な気がします。
これだけ時間を掛けて作成した今回のCGなのですが、仕上がりには満足していません。
ひとつのモチーフで挑戦した結果、これが現在の限界ということで投稿することにしました。
ひとつのモチーフで挑戦した結果、これが現在の限界ということで投稿することにしました。
この作品は下記のホームページにもひと回り大きなサイズで掲載しています。
ホームページでの掲載ページ:http://www.geocities.jp/ming_sunfield/
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