Vueに於けるボケ味の表現

 Vueでは写真のボケ味の様なピンボケを直接に表現が出来る。 
 しかし、元々、光のサンプリング数が有限である為、ピンボケの画像は荒くなってしまう。

 下の画像は、Vueで被写体深度を設定してレンダリングした画像である。
 レンダリング品質は「最終レンダリング」である。
 この品質を上げて「ウルトラ」でもレンダリングは出来るが、この画像よりも少し荒さが小さくはなるが見た目に大きな違いは無い。
 また、レンダリング品質をHibrid 2.5Dによる「スペリオール」にした場合は、ブレが違う5回のレンダリングを合成したのと同じものになり、ボケ味というよりもモーション・ブラーといった感じになってしまう。

イメージ 1
<Vueでのレンダリング画像>


 次の画像は、ボケ味を表現する為に、Vueでの被写体深度の他に画像加工ソフトを使ったものである。
 Vueでの被写体深度は小さく使い、ボケ味の綺麗な画像加工ソフトを使用し、更に多重合成したものである。

イメージ 2
<画像を加工し合成した画像>


 Vue単体でのボケ味に比べ、下の画像は綺麗なボケ味が表現出来ていると思う。
 この手法を用いることで、Vueの画像で明るい単焦点レンズの様な綺麗な「ボケ味」の表現が可能になる。


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