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3DCG ”Depth field”


CG「被写体深度」

 Ark Pilot の新作です。

 被写体深度とは、カメラなどのレンズの焦点が近似的に合う距離の幅の大きさのことで、これが大きいとパンフォーカス的な画像になり、小さいとピンボケの範囲の多い画像になります。
 カメラではこれを積極的に利用して主体以外をぼかしたりしますが、Vueでもこういった表現が可能です。

 しかし、Vueで作られるこうした「ボケ」は、光のサンプリングが有限であるためにその画像が荒くなります。
 カメラのボケ味の綺麗なレンズのような表現は、まだ出来ていないようです。

 この作品は、こうしたCGでの「ボケ味」の表現方法にチャレンジしたものです。
 「ボケ味」の表現にはPhotoshopなどの画像加工ソフトを使い、複数の画像を合成して最終的な作品に仕上げました。

 ピントの合っている人物付近と、そこから前後に離れるとボケの大きさが大きくなって行きます。
 画像加工ソフトを利用しているために、ボケの大きなところのボケ味が荒くなく滑らかになっています。

 通常の「Vue」でのボケの表現との違いを、後で別に比較して解説してみたいと思っています。

 →「Vueに於けるボケ味の表現」: http://blogs.yahoo.co.jp/ming_sunfield/36074261.html
 
 この作品は下記のホームページにもひと回り大きなサイズで掲載しています。

ホームページでの掲載ページ:http://www.geocities.jp/ming_sunfield/cg/pabe098.html



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