鳥栖に粘って逆転勝利 |
J2仙台、後半粘り辛勝 鳥栖に逆転4位浮上 河北新報(抜粋) サッカーJリーグ2部(J2)第25節の9日、ベガルタ仙台は佐賀県鳥栖市のベストアメニティスタジアムで鳥栖と対戦、2―1で逆転勝ちした。仙台は通算11勝7分け5敗の勝ち点40で前節の5位から4位に浮上。天童市のNDソフトスタジアム山形でC大阪と対戦したモンテディオ山形は0―2で敗れ、12勝5分け7敗の同41で2位のまま。 山形は後半に守りを崩されて2失点。攻撃も不発で4試合ぶりの無得点に終わり、今季初の2連敗となった。 第26節第1日の12日、山形が茨城県那珂市の笠松運動公園陸上競技場で水戸と、同最終日の13日、仙台が仙台市のユアテックスタジアム仙台でC大阪とそれぞれ対戦する。 仙台 2(0―1 2―0)1 鳥栖 仙台が後半、梁勇基の1ゴール1アシストの活躍で逆転勝ち。19分、梁勇基が左サイドから放ったFKに岡山が頭で合わせて同点。2 7分には飛弾がゴール前で相手と交錯して得たPKを梁勇基が落ち着いて決めた。 前半ロスタイム、先制を許した。後半に入って鳥栖の運動量が落ちたのに対し、交代出場した飛弾、中原が切れのある動きを見せ、退場で数的優位に立ったことにも乗じて最後まで攻め立てた。 ◎飛弾、光る突破力/途中出場で2得点呼ぶ 後半、仙台のギアチェンジがはまった。前半の守勢から打って変わっての積極的な攻撃を見せ、シュート数も前半1本に対し、13本と鳥栖を圧倒した。その立役者は後半12分、6試合ぶりに出場した飛弾だった。 1点を追う難しい場面。FWに上がった関口に代わって左サイドハーフに入ると、「僕の長所は攻撃」と自負する通り、持ち味のドリブルで2列目から果敢に突破を狙った。手倉森監督の「鳥栖が自陣深くのDFの対応を怖がっていた」という読みが当たった。 この攻めの姿勢が、2度の好機を生んだ。19分、左サイドからペナルティーエリアに進入を試み、相手DFと交錯してファウルを獲得。いう得意の得点パターンを演出した。 続く27分のPKの場面。DFラインの裏を狙った永井のロングボールに反応して突破を図り、後ろから奪いに来た鳥栖・日高に倒された。「体を前に入れたらファウルになった」。したたかなプレーが、貴重な1点と日高の1発退場による数的優位を呼んだ。 前半は、守りの意識が強く「相手の守備のユニットを崩せなかった」(手倉森監督)。ロスタイムに先制された沈滞ムードを打ち破ったのが、飛弾と関口が持つ速さだった。 ただ終盤、ゴール前での絶好の得点機を決められなかったのは課題。「1試合通じて同じ調子を出さないと駄目」と飛弾は反省する。それでも、出場機会を与えられなかった選手が結果を出したのは好材料。後半戦に向けて指揮官の采配(さいはい)の幅が広がりそうだ。 (原口靖志) <一進一退の好試合/仙台・手倉森誠監督の話> 一進一退のせめぎ合いという意味ではいい試合ができた。アウェーで1―0で勝って帰るプランが前半で崩れたので、FWに動きのある関口、2列目に裏へ飛び出せる飛弾を入れた。うまく仕掛け、セットプレーを得られてよかった。ただ、無失点で勝ちきることが今後のヤマ場では大事になる。もう1度、その意識を徹底させたい。
前半ロスタイムに先制されたが、後半から2列目にシフトした飛弾の得たFKとPKで、何とか辛くも勝利をもぎ取った。
上位の鳥栖にアウェイでの逆転勝利は大きい。順位も5位から4位に上がった。
上位の鳥栖にアウェイでの逆転勝利は大きい。順位も5位から4位に上がった。
しかし、ベガルタの速い、流れるようなパス回しは影を潜めてしまっている。
パス回しをさせられ、肝心なところは抑えられているような格好だ。
パス回しをさせられ、肝心なところは抑えられているような格好だ。
昨日の試合も、後半にシュート数は多くなったが、得点はFKでのセットプレーと、PKでのもの。
やはり、早いうちにブラジル人選手のFWとボランチの補強が必要。流れがかなり変わるのだと思う。
やはり、早いうちにブラジル人選手のFWとボランチの補強が必要。流れがかなり変わるのだと思う。
J2の順位は1位の広島だけが勝点52で抜け出た感じ。
2位以下は団子で、2位山形が勝点41、3位C大阪も勝点41、4位ベガルタが勝点40、5位鳥栖が勝点39となっている。
2位以下は団子で、2位山形が勝点41、3位C大阪も勝点41、4位ベガルタが勝点40、5位鳥栖が勝点39となっている。
次節はホームで3位C大阪との、またも上位直接対決である。
勝てば3位以上の昇格圏内に戻れる、重要な一戦。頑張ろう宮城、岩手、ベガルタ。
勝てば3位以上の昇格圏内に戻れる、重要な一戦。頑張ろう宮城、岩手、ベガルタ。

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