愛媛に完敗

J2仙台 走れず完敗 愛媛に今季ホーム初黒星
 
 仙台の力負け。運動量で勝る愛媛の積極的な攻守を受けて後手に回り、無得点に終わった。
 立ち上がりから中盤のパスワークでリズムをつくろうとするが、ゴール前での動きが鈍く、ラストパスをことごとく封じられた。逆に奪われて鋭いカウンターを浴びる苦しい展開。後半、中盤を厚くする布陣に変えたが流れは引き戻せず、16分に愛媛・田中の突破を許して決勝点を奪われた。

仙台0(0-0 0-1)1愛媛

◎運動量の差歴然

 前節までホーム10戦無敗の“神話”も苦手な愛媛には通用しなかった。これで4戦連続勝ちなし。相手の豊富な運動量による素早い攻守の切り替えに苦しむ、これまでと同じパターンにはまってしまった。

 立ち上がりから動きの質、量の差は歴然だった。攻守とも常に数的優位を保つ愛媛とは対照的に、ボールを保持しても周囲の仲間の動きだしが鈍く、数少ないパスコースはしっかり封じられた。

 守りも同様だ。ボランチ裏のスペースを好きなように使われては、細川が初先発して不安定だったDFラインには荷が重かった。前半を無失点で折り返せたのは、単に愛媛のシュートの精度が悪かっただけだ。

 後半、主導権を握り返すために手倉森監督は平瀬を1トップに、中盤を厚くする布陣に変更したが、効果はなかった。そして後半16分、愛媛・田中の突破にゴール前で2人がスライディングで阻止を試みるがかわされ、痛恨の先制点を許した。

 失点後、引いて守る愛媛を崩せないのも以前と同様。終盤の猛攻も及ばずリードを守りきられ、約1万3000人のブーイングを呼んだ。

 手倉森監督は「ブーイングされて当然の内容。これを糧にしないと」と悔しがる。苦手意識を一掃しない限り、目標のJ1復帰は見えてこない。

(原口靖志)
 2008年07月06日日曜日 河北新報


 兎に角、酷い試合。
 ベガルタのパスはことごとく通らない。

 インターセプトされているというよりも、相手にパスを出していた感じすらする。
 下手なパス回しをしていて、ボールを取られカウンターを食らうシーンばかりが続いた。

 選手がボロボロのような気がしてならない。
 手倉森監督は打つ手が無いといった感じだ。

 早急な選手の補強が必要。
 だとすれば、即戦力のブラジル人選手だろう。

 ボランチとFWに1人ずつ、トップ下にも欲しいところだ。
 DFも欲しいが、木谷と菅井が戻って来るのを期待することに。

 監督も替えたいところだが、これは難しい。
 しかし、望月前監督の再登板で、手倉森監督補佐という手もあるのかなぁ。

 兎に角、水曜日の鳥栖戦に残力を振り絞って欲しいです。
 もう、全力とは言いません。残力と気力、それに知力です。



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