オスカー・ピーターソン死去

<ジャズピアニスト>オスカー・ピーターソンさん死去

12月25日10時41分配信 毎日新聞

 【ニューヨーク小倉孝保】卓越した技巧で「鍵盤の皇帝」と呼ばれたジャズピアニストの巨匠で作曲家のオスカー・ピーターソンさんが23日、腎不全のため、カナダ・オンタリオ州の自宅で死去した。82歳だった。地元テレビなどが伝えた。

 1925年8月、カナダ・ケベック州モントリオール生まれ。列車のポーターをしながらピアノを弾いていた父の影響で、幼少からピアノを習い、10代から各地のショーやラジオに出演した。

 49年にはニューヨークのカーネギー・ホールで演奏し、絶賛を受けた。レイ・ブラウン、ルイ・アームストロング、カウント・ベイシー(いずれも故人)ら著名なジャズ演奏家らと共演。功労賞を含めグラミー賞を計8回受賞した。最も多くレコードを録音したジャズ演奏家の一人といわれる。

 80年代にはカナダの少数民族の権利保護運動を支援した。99年には「第11回高松宮殿下記念世界文化賞(音楽部門)」も受賞した。  


 聞いたことのない人はおそらく居ない、あまりにも有名なジャズピアニストの死です。
 ただ、僕は彼のCDは数枚しか持っていません。
 82歳、惜しい人を・・・人に寿命は来るのですね。

 バイオリンなどは60歳を越えると微妙な指先のコントロールが出来なくなると言われますが、ピアニストにとって82歳はまだ演奏が可能。特にオスカー・ピーターソンは、まだまだCDなんかも出していました。

 それから、彼は、今売却問題で話題になっているオーストリアのピアノ「ベーゼンドルファー」の愛用者でもありました。
 鍵盤の皇帝のご冥福をお祈りします。

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