ロペスの離脱

ベガルタ・ロペス肉離れ…11・10天王山・東京V戦欠場濃厚 

 ベガルタ仙台は23日、攻撃の軸、MFロペス(28)が21日のC大阪戦で負傷し、「左太もも裏肉離れ」で全治3~4週間と診断されたと発表した。天王山となる11月10日の2位・東京V戦(味スタ)欠場は濃厚で、ベガルタにとっては大きな痛手となる。また、名川良隆社長(65)はこの日、今季限りでの退団の話が持ち上がっているロペスについて、移籍を容認する考えを示した。

 ベガルタにとっては、あまりにも大きな離脱だ。C大阪戦で負傷していたロペスはこの日、練習を休んで仙台市内の病院で精密検査を受けた。診断結果は「左太もも裏肉離れ」で全治3~4週間。悲願のJ1昇格をかける残り5試合に向け、突如として暗い影が落ちた。

 C大阪戦で一発退場したため、27日・福岡戦(ユアスタ)は出場停止となっていたが、これで、続く東京V戦も欠場が濃厚。最も重要な試合を、「攻撃の核」抜きで戦う可能性が高くなった。相手はFWフッキ、MFディエゴの強力ブラジル人コンビを擁するだけに、戦線離脱は勝敗に直結しかねない。最悪でもベンチ入りさせることを視野に入れ、現場スタッフは総力を上げて天王山でのロペス復帰を目指すことになる。

 また、ここにきて小長谷喜久男シニアディレクター(SD、57)の“解任”が発覚。同SDが獲得したロペスの今季限りでの退団が濃厚となっている。名川社長はこの日、取材に応じ「ロペスと(MF)ジョニウソンはレンタルで受け入れている状態。本人が出て行きたいと言えば、止める権利はない」と発言。「もちろん、本人が仙台でやりたいというなら大歓迎。ロペスにはここにいてもらいたいが、出て行きたいというならどうしようもない」と移籍を容認する構えを見せた。

 ◆小長谷SD“解任”…名川社長認めた監督交代も示唆
  名川社長が23日、小長谷SDの事実上の“解任”を認めた。昇格争いの最中に契約延長の意思がないと告げたことについては「本人の再就職の問題もあるし、シーズン終了後では来年のチーム作りに支障が出る」と説明。チームの士気への影響が懸念されるが「それはないと信じている」と話した。当面は後任を置かず、丹治祥庸強化部長(35)に代理を務めさせる方針という。

 また、同社長は今季終了後の望月監督の去就についても言明。「昇格できなかった場合は考えなければいけない」と結果次第では、5季連続の監督交代の可能性があることを示唆した。

(2007年10月24日10時40分  スポーツ報知)


 ロペスはベガルタのサポーターをどう考えているのだろうか。
 許せる筈が無い。
 昇格を賭けたこの大事な時期に、横浜Mへの移籍の話、C大阪戦でのレッド1発退場、負傷による離脱、とあまりにも悪いことが重なっている。
 こうなると、C大阪戦でのPK失敗も「ワザと外したのでは」と疑ってしまいたくなる。

 それから、何故、こんな時期に「小長谷SD解任」や「ロペス移籍の容認発言」なのだろうか。
 折角、終盤に盛り上がっているのに、水を差すような発言だと思う。
 確か、昨年も終盤こんなゴタゴタがあった。
 名川社長という人は何を考えているのだろうか。
 僕は思う。解任すべきなのは、望月監督などでは無く、名川社長ではないのか。
 昨年も、サポーターと揉めた筈だ。
 裏で取り引きなんかしてないでしょうね、と疑ってしまうのだ。
 やる気が無いとしか言いようが無い。こんなトップでは、ベガルタのJ1復帰は永遠に有り得ないよ。
 また、来年も同じことをするのだろう。

 ロペスの離脱や、名川社長のやる気の無さという酷い逆風の中、ベガルタはJ1を目指すしかない。
 残った選手や監督、スタッフ、サポーターが一丸となって、この逆風を跳ね除けるしかない。
 次戦の福岡戦、東京V戦は、その意地を魅せ付けて勝利するしかない。
 心に誓おう、怒りの勝利を。そして、絶対に行こうJ1。

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