ヴェニスの商人の末裔たち

ゲイツ氏が14年連続トップ=フォーブス誌の米長者番付
9月21日10時1分配信 時事通信

 【ニューヨーク20日時事】米経済誌フォーブスが20日発表した2007年の米長者番付(上位400人)で、マイクロソフトのビル・ゲイツ会長が資産総額590億ドル(約6兆7800億円)で14年連続トップとなった。同会長の資産は前年よりもさらに60億ドル膨らんだ。
 2位は著名投資家のウォーレン・バフェット氏で520億ドル。3位はカジノ会社経営のシェルドン・アデルソン氏、4位はオラクル最高経営責任者(CEO)のローレンス・エリソン氏だった。上位4人の顔触れは前年と同じ。 


 ビル・ゲイツ氏がまたしても米国長者番付でトップ、しかも14年連続だそうである。それにしても、6兆7800億円とはどのような大金なのだろうか。
 
 ところがである、実際の世の中には遥かにもっと凄い超大金持ちが存在するのである。
 世界の7大財閥というのがある。ロスチャイルド、ロックフェラー、サッスーン・、クーンロエブ、モルガン、ベクテル、ザハロフの7大財閥である。
 これらは、いずれもユダヤ系の財閥である。ロックフェラー家は知っての通り米国の石油王であるが、その後ユダヤ系と血縁関係が深まり、現在ではユダヤ系になっている。
 そして、この中でも群を抜いて巨大なのは、ロスチャイルド家とロックフェラー家である。

 実は、これらの超巨大財閥に関係する一族の人々の本当の総資産を入れると、ビル・ゲイツ氏でも100番以内に入らないのではないかと言われているのだそうだ。

 上の記事の総資産の算定は現金、株式、債券、ファンドなど金融資産が対象になっているが、居住用の住宅や美術品、骨董品、硬貨などの個人収集品は除外しているのだ。
 本当のお金持ちは世間に出たがらず、人目に晒されないで、超が付く贅沢な生活に浸っているのだという。
 そして、その超巨大な財力によって、自らの資産を更に増やすべく、世界を支配しコントロールしているとも言われているのである。

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 ロスチャイルド家は18世紀にドイツのフランクフルトで金融業を始めたマイヤー・アムシェル・ロスチャイルド(ロスチャイルド1世)に始まる。
 ロスチャイルド1世はユダヤ系の移民であるが、ウィリアム9世の御用商人となることで大成功を収める。
 その後、ロスチャイルド1世は5人の子に、パリ、ロンドン、ウィーン、ナポリに次々と支店を開業させ、それぞれの国の政府と癒着することで大成功を収めるのである。

 有名な話であるが、ナポレオンのワーテルローの戦いでの大儲けの話がある。
 当時、ロスチャイルド家はそれぞれの支店間で整備された高速通信網を持っていた。ワーテルローの戦いでナポレオンが敗北したという情報を利用し、ロンドンの株価を操作することで大儲けをしたのだ。
 ロンドンにナポレオン勝利の偽情報を流し、その後大暴落した株を買いまくったという。実に、このときロンドン取引所の6割以上の株を独占したのだそうである。
 その後、ナポレオン敗北の正しい情報が入って来て、株が今度は急騰し大儲けしたわけだ。

 ロスチャイルド家は、その後ヨーロッパの鉄道王になり、南アフリカのダイヤモンド・金鉱山を支配し、ロシアのバクー油田の利権を握り、東インド会社廃止後のインド貿易独占権を握り、更には、バチカン融資によってカトリック教会を金融支配までし、スエズ運河会社に資本の融資をするなどして、世界最大の財閥にまで伸し上がって行くのである。

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 以前にブログで書いた「ブラッド・ダイアモンド」( http://blogs.yahoo.co.jp/ming_sunfield/17736570.html )に於けるダイヤモンドのDe Beers社も、実はロスチャイルド家の一派に過ぎない。
 ロスチャイルド家はダイヤモンドだけでなく、金や銀、プラチナやウラン鉱石の地球上の殆どを専有しているとも言われているのだ。

 また、世界の紛争や戦争のあるところにはロスチャイルド家が関係しているという黒い噂も耐えない。つまりここでは軍需産業や兵器商人として暗躍して利益を上げ、当然、戦利品の石油なんかの利権にも絡んでいるのだろう。

 来年米国で大統領選挙があるが、ここでも実はユダヤ7大財閥が影で力を持っているという。
 共和党、民主党の候補者に関係なく、ユダヤ大財閥(特にロスチャイルド家やロックフェラー家)の影響があると言われる。いわゆるシオニズム的な志向である。事実、これに反する立候補者はいないのではないだろうか。選挙とはいってもやはり財力なのである。米国もユダヤ大財閥の影響からは逃れられないのである。

 米国では中央銀行を置くことを憲法で禁止している。しかしである、連邦準備制度(FRB)という中央銀行が存在しているのである。これもロスチャイルド家の傘下といわれるのである。
 更には日本の日銀も然り、世界中の中央銀行は殆どがロスチャイルド家の傘下なのだともいう。

 1940年当時のロスチャイルド一族は約5000億ドル、アメリカの全資産の2倍、全世界の富の50%を支配していたと推定されている。
 彼らの富は創業以来230年に亘って確実に増殖している。彼らの勢力範囲は、まずヨーロッパ、ついで米国、アジア、そしてアフリカ、オーストラリアに広がり、戦争と革命、そして経済恐慌、あらゆる動乱のたびごとに膨張して現在に至っているわけである。

 つまりだ、現在の世界(地球)は、ロスチャイルド家やロックフェラー家などのユダヤ系の金融一族が、世界中に張り巡らせられた金融ネットワークによって動かされ支配されていると言っても、全く過言ではないと思うのである。

 おっと、ビル・ゲイツ氏の話からかなり脱線してしまった。しかし、上には上がいるのだ。そして、決して目立たないように彼らは存在しているのである。長者番付などには絶対に顔を出さない。そして世界の頂点に君臨しているのである。

 かつて、ヨーロッパでハプスブルグ家が君臨したように、否、それ以上に現在はロスチャイルド家なのである。

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 世界の5大ワイン(5大シャトー)というのがある。シャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・ラトゥール、シャトー・マルゴー、シャトー・オー・ブリオン、シャトー・ムートン・ロートシルトである。
 この内、シャトー・ラフィット・ロートシルトとシャトー・ムートン・ロートシルトの2つはロスチャイルド家の所有である。
 ロートシルトとはロスチャイルドのドイツ語読みで、そのまんまなのである。
 シャトー・ラフィットは本家所有、シャトー・ムートンはロンドン系ロスチャイルド家所有である。
 やはり、ワインに於いてもロスチャイルド家が支配していたのだ。

 まだある、ペプシ・コーラはロスチャイルド系であり、コカ・コーラはロックフェラー系である。
 また、全世界の金融会社をはじめ殆どの企業は、ロスチャイルド系かロックフェラー系に分類出来るともいう。

 こうしたロスチャイルド家やロックフェラー家などに関する事実は、ヨーロッパや米国では殆どの人が知っていて、普段、口に出すことはタブーなのだと言われている。
 ところがである、日本人はどうだろうか。おそらく、殆どの人が知らないのではないだろうか。

 ロスチャイルド家やロックフェラー家が悪だと言っているのではない。
 ただ、彼らが世界を支配しているという事実は、知っていて悪くはないと思うのである。

 そして、彼らは、たぶん紛れも無く、シェークスピアの小説で描かれたあの「ヴェニスの商人」の末裔たちなのである。

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