全翼機 B-2
イントロダクション |
飛行船をCGの絵の中で飛ばしておよそ3年になる。
飛行船はその飛び方がゆったりとしていて絵になるのだ。静的な絵の中に入れても、そんなにスピード感は感じられず、違和感無く収まる。
だが、その異常に大きな船体から来る存在感は、絵に意外性や神秘性を与えてくれたりもする。
しかしである、飛行船は何とも古いのだ、前時代的な遺物であるとも言える。
現在、実際に飛んでいる飛行船は、飛行機と比べると極めて少なく、従ってその繋留場もほとんど無い。
現在、実際に飛んでいる飛行船は、飛行機と比べると極めて少なく、従ってその繋留場もほとんど無い。
CGという空想的な世界で、現実の世界のことを云々いうのはおかしい気もするが、もっと未来へ空想の世界を広げてみたい気がして来たのである。
「全翼機」というのがある。全体が翼だけで出来た飛行機のことである。
第二次世界大戦中にドイツ人のホルテン兄弟により考案・試作された飛行機だが、現在、米国空軍で「B2爆撃機」として実用化されている。
第二次世界大戦中にドイツ人のホルテン兄弟により考案・試作された飛行機だが、現在、米国空軍で「B2爆撃機」として実用化されている。
全翼機のメリットとして、①胴体・水平尾翼・垂直尾翼が無く、空気抵抗が少なくなる、②同じ理由で軽量化できる、③これらの特長から燃費が良いという点が挙げられる。
他に軍事用としてはステルス性を有することが挙げられるが、旅客機として考えるとむしろレーダーによく映った方が安全であろう。
デメリットとしては、①飛行の安定性が悪い、②ペイロードを確保しにくいが挙げられるが、飛行の安定性はコンピュータによる飛行の制御で解消されるだろう。
唯一、ペイロードの確保が問題になるのだが、これは設計によってカバーすることが可能だと思われる。
他に軍事用としてはステルス性を有することが挙げられるが、旅客機として考えるとむしろレーダーによく映った方が安全であろう。
デメリットとしては、①飛行の安定性が悪い、②ペイロードを確保しにくいが挙げられるが、飛行の安定性はコンピュータによる飛行の制御で解消されるだろう。
唯一、ペイロードの確保が問題になるのだが、これは設計によってカバーすることが可能だと思われる。
僕の予想するところによると、数年先か、あるいは10数年先には「全翼型旅客機」が登場すると思われるのだ。
何しろ燃費の良さが一番の売りになる。形の奇抜さや珍しさもうけるにに違いない。製造コストの高さは量産されれば解消される。
何しろ燃費の良さが一番の売りになる。形の奇抜さや珍しさもうけるにに違いない。製造コストの高さは量産されれば解消される。
そこで僕のCGも未来を先取りして、「全翼型旅客機」を登場させることにしたいのである。
ゆくゆくのArk PilotのCG画には、「オリジナルの全翼型旅客機」を登場させることになる。
ゆくゆくのArk PilotのCG画には、「オリジナルの全翼型旅客機」を登場させることになる。
全翼型旅客機はまだ存在しないから想像上で作るしかない。しかし、将来実在しそうな全翼型旅客機でなければただの空想になってしまう。
そこで、以下のポイントを押えて「オリジナルの全翼型旅客機」をCG上で設計することにしたのだ。
①現在実在する全翼機を原型モデルにする、②旅客用として十分なペイロードを確保した形を工夫する、③垂直離着陸が可能なジェット機とする、④絵になるデザインにする、である。
そこで、以下のポイントを押えて「オリジナルの全翼型旅客機」をCG上で設計することにしたのだ。
①現在実在する全翼機を原型モデルにする、②旅客用として十分なペイロードを確保した形を工夫する、③垂直離着陸が可能なジェット機とする、④絵になるデザインにする、である。
この「CG全翼型旅客機」の制作過程を、以前シリーズ化した「CG飛行船制作日誌」と同じように日誌にして、ブログにすることにした次第である。
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