前回の実証編でEOS R6 + 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary の組み合わせが良好だと結論した。
石尾のロングスローの場面での高速連写(電子シャッター20コマ/秒)の瞳フォーカスでガチピンを得た。
今回は1コマだけでなく、連続の全18コマにて瞳フォーカスのガチピンの状況を分析して評価してみた。
ロングスローは5m程助走してボールを投げる。画面ではこちらへ向かって移動して来るという状況である。
カメラにとって、接近して来る人や動物への瞳フォーカスは位置を補足するのが難しい被写体になるだろう。
以下がその18コマ。前半は顔フォーカスだが、スロー直前からは石尾の右目に瞳フォーカスでガチピンだ。
何とEOS R6 + 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporaryの瞳フォーカスのガチピン率は100%である。
絞り値:f/8、露出時間:1/1000秒でも明るい順光の日中という条件も良かった。ナイターでは分からない。
EOS R6の瞳フォーカスは一度捉えると瞳を捉え続けた。ひと世代古い機種だがこれは再評価されるべきだ。
シグマのこの超望遠レンズは超音波モーターが良く動作していてその“品質優先”の設定も効果があった。
EF仕様シグマレンズはキヤノンの現像ソフトDPPでデジタルオプティマイザ以外を純正品と同様に使える。
この結果はR5とR6について言える事であり、R3以降R6ⅡやR7、R8では不適合を起こす可能性がある。
以下の連続写真は原版よりも少し不鮮明になっている。このブログでの投稿写真は解像度が劣化している。
最初のコマで親指AFを開始してから押したまま連写しており、最初の瞳フォーカスが最後まで効いている。



















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