Photo : Katsuya Nagato Feb 26 2016 vs Sapporo
日本代表はアジア杯でイランの“ロングスロー”でPKを取られ敗れた。しかも“ファウルスロー”だった。
だから言うのでは決してない。ロングスローはもはや“オフサイドの無いフリーキック”になっている。
当初、想定していたボールのフィールド内への投入から大きく技術が向上し、飛距離が大きく伸びている。
スローインにはオフサイドが適用されない為に、場合によってはフリーキックよりも強力な武器になる。
ロングスローを投げるには強靭な身体能力の外に体の“柔らかさ”が必要だという。20歳以下が得意。
その為まだ体の柔らかい高校生に投げる選手が多い。最近の高校サッカーでは必須の武器になっている。
日本サッカー協会では“ロングスロー禁止”が議論になっている。本来の趣旨に反してるので賛成である。
恐らくスローインでの「助走の禁止」や「オフサイドの適用」というルール改正がされるのではないか。
しかしだ、ここからが本題である。現時点の国際ルールに於いてロングスローは禁止されていないのだ。
少なくとも“W杯予選”では強力な武器のままである。日本代表がそのロングスローで負けた事実もある。
日本もロングスローを武器として備えるべきである。積極的に戦術に加えないといけない。でないと負ける。
W杯予選の日本代表にロングスローの要員を召集すべきである。対戦相手と同じ武器を備える事は鉄則だ。
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