Spirit for victory....but

CG : Spirit for victory....but (Wataru Endo)

 

 

CGはイラク戦でコーナーキックからジャンピングヘッダーでゴールを決めて気を吐いた「遠藤航」選手。

彼はリバプールに移籍して最初はちょっと心配したのだけれど、最近は本領を発揮して主力を張っている。

 

<サッカーではなく戦争だった>

イラク戦の敗戦を分析する。イラクという国は戦争で負けて、サッカーを国民の心の復興の糧にしている。

国策としてサッカーで勝つ事で国威発揚を図っている。その意味に於いて日本戦は最高の舞台なのである。

 

国家予算でスタジアムの殆ど全席を買い上げ、特別チャーター便を手配しイラクサポーターを送り込んだ。

スタジアムの殆ど全部がイラクサポーターで埋められ、完全な超アウエー(日本の)の舞台を作っていた。

 

<先発メンバーの意図が読めない>

森保ジャパンという小さな集団がイラクという国家を相手に戦った試合になっていたが、作戦が甘かった。

先発メンバーを見てその作戦の意図が全く分からなかった。不可思議にも南野と久保、純也が並んでいた。

 

右サイドからの攻撃は厚みがあるが左サイドはどうするのか。南野でなくて薫だったら理解出来るのだが。

薫が先発でのシステムにその代わりに南野を入れたシステムなのだろうか。これが無理な事は明白だろう。

 

<フィジカルと高さで負けた>

試合の入り方が良くなかった。激しいプレスを受けボールをキープ出来なかった。イラクの気迫に負けてた。

何とか左サイドからクロスを入れるがイラク選手のフィジカルと高さで跳ね返された。FKでも同じだった。

 

終盤になって堂安が右サイドに入ってボールがキープ出来る様になったが、交代時期が遅過ぎると思った。

ゴール前を固めるイラクに対して、右FKから俊輔→名波のスーパーボレーミドルの様な攻撃が観たかった。

 

<中東の笛が吹かれていた>

前半日本のコーナーキックのチャンスで純也がショートで蹴って久保が上げる場面、中東の笛が吹かれた。

プレーが中断された為に、その後は久保が普通に蹴る事になってしまった。笛で必殺プレーが妨害された。

 

後半、浅野が倒されPKとなった場面、VAR判定で取り消しになった。相手が先にボールに触れてはいた。

しかし少し触れただけでボールは殆ど動いてない。蹴り倒されなければ浅野はシュート出来た。PKだった。

 

<決勝T初戦は韓国?ヨルダン?>

勿論、インドネシアに勝つ事が条件になるが、2位通過となると決勝T初戦の相手は韓国かヨルダンになる。

試合を見たがヨルダンもかなり強そうだ。負ければ森保ジャパンは優勝どころかベスト16敗退となるぞ。

 

イラク戦敗戦でアジア制覇プランが狂った事は否めない。追い詰められたが優勝への気迫を見せて欲しい。

アジアNo.1の実力は変わらない。自信を持って臨んで欲しい。まずはインドネシア戦で勝利する事に全力。