
CG : Kakuei Tanaka (Former prime minister)
東京白金の旧田中邸が全焼したとのニュースがあった。戦後日本の高度経済成長の象徴的邸宅であった。
『日本列島改造論』を発案・推進し日本の“高度経済成長”を牽引した「田中角栄」元首相の邸宅である。
田中角栄元首相は『ロッキード事件』で失脚した。現職首相でありながら東京地検特捜部に逮捕された。
しかしこの『ロッキード事件』は米国が仕掛けた罠であり、賄賂の証拠は全てが米国発のものであった。
東京地検特捜部と裁判所はこの米国から出された証拠で彼を有罪にした。一体、どこの国の裁判なのか。
田中角栄元首相は“金権政治家”として知られていたが、悪徳政治家の汚名を着たまま失脚させられた。
当時の日本は“高度経済成長”の最中にあり、経済力で米国に追い付き追い越す勢いにあったのである。
米国はこれを“脅威”と捉え日本を経済的敵国と見做し、経済成長を減速させようと画策していたのだ。
当時、マスコミが流す東京地検特捜部のリーク情報に世論が誘導された。悪党をやっつけろの雰囲気だ。
金権政治は悪だが当時と現在では許容の状況が違う。現在の倫理観を当時に当てはめるのは無理がある。
“清廉潔白な政治”は理想だが、行き過ぎると“司法国家”とも言うべき社会になってはしまわないか。
“我々国民は法律や司法の為に存在し生きているのではない”法律や司法はあくまで補助的存在なのだ。
米国や韓国を見たまえ、大統領選挙で互いに相手候補を訴訟で訴え合い潰しあいの泥仕合を演じている。
重箱を突っつく様な容疑で訴訟に及ぶ。或いはその為の罠を仕掛けたりもしている。これが民主主義か?
ついでに言うなら、世界に民主主義など存在していない。民主主義の騎手を標榜する米国にしてそうだ。
米国は『ユダヤ財閥』に支配された国である。僕が思うには民主主義国家でなく“ユダヤ主義”国家だ。
“武器商人”であるユダヤ財閥を潤す為に10年に1度は大きな戦争を起こす。ウクライナ戦争もそうだ。
大統領にはユダヤ財閥の支持が必要でバイデン大統領は“シオニスト”でトランプ氏は“ユダヤ教”に改宗。
『9.11』はイスラエルの脅威フセイン政権を倒す為に、ユダヤ財閥のロックフェラー元副大統領が画策した。
日本は民主主義国家かというと“米国の隷属国家”である。無条件降伏した戦後構造がそうなっている。
「田中角栄」氏の話に戻す。日本国民は米国の仕掛けた罠で偉大な経済成長の指導者を自ら葬ったのだ。
バブル崩壊とも論じられるが、彼は将来的に中国経済の急成長を予見しそれを取り込む戦略を持っていた。
『日中国交回復』を実現している。焦ったのは米国であった“米中国交樹立”を謀り日本潰しを始めた。
「田中角栄」失脚の後、日本経済が失速し低迷が続き現在に至る。「田中角栄」見直しが起こっている。
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