Female bear takes away a human infant and loves it

CG : Female bear takes away a human infant and loves it

 

昨今、住宅地への熊の侵入が多発していて死傷者が出ている。熊の生活圏が都会にクロスして来ている。

山の食料不足や人間に慣れて恐れなくなっているなどが言われており、猟友会による駆除が行われている。

 

人間と熊の生活圏の分離が必要で、駆除で個体数を減らしたり人間の生活圏への侵入を防ぐ必要がある。

こんな熊の生態の情報をネットサーフィンしていて、面白い事柄を見つけた。思い出しながら紹介したい。

 

ある時、幼い娘が熊に連れ去られた母親が居て「返せー!」とその熊を何処までも追い掛けて行ったという。

何処までも追い掛ける母親の気迫と執念に根負けしたのか、その熊はその幼女を置いて去って行ったという。

 

驚いたのはその後だった。母親は娘に傷一つ無い事に気付いたのだ。食用として連れ去ったのではなかった。

食用でないとしたら何で連れ去ったのだろう。狼が人間の子供を育てるというケースと同じなの事だろうか。

 

もう一件、寒い日に女児が森で迷子になり懸命の捜索でも見つからず、翌日の捜索も半ば諦めていたそう。

ところが翌日、その幼児が無事に発見されたのだ。どうやって寒さを凌いだかと訊くと意外な答えが....

 

「熊さんと一緒にいたよ」と言うのだ。熊が一晩中寄り添っていたので寒さが凌げたらしい、皆半信半疑。

こうした熊が人間の子供を愛でるという行為は至る所で知られているらしい。人間の子が子熊に見えるのか。

 

まだある、今度は日本での事だという。ミツという幼女が熊に連れ去られた。森の中で見つかったそう。

しかし、顔中が蜂に刺されていた。熊と一緒に居たらしく、どうやら食料として蜂蜜を与えられたらしい。

 

ところが蜂蜜と一緒に蜂もやって来た為に刺されたらしい。子熊なら問題無いが人間はたまったものでない。

ここでもやはり熊が人間の幼児を子熊の様に可愛がっていた形跡が想像される。抱いたり餌を与えていた。

 

これらの例での熊は“雌熊”であると推測される。雄熊なら子熊を襲ったりし“母性”を持ってはいない。

熊や動物と人間の生活圏の分離が必要である。自然保護や動物愛護の観点からだ。共存が大切だと思う。