Ape-man's feet were not suitable for climbing trees

CG : Ape-man's feet were not suitable for climbing trees

 

 

僕は10月に足首を捻挫してしまった、と記事にした。思った程には軽くなく完治まで2か月も掛かった。

人間の足首について調べていて興味深い事を知ったのです。二本足歩行を始めたという猿人についてです。

 

まず、木登りが得意なチンパンジーについてですが、彼らはとても木登りに適した足首をしていたのです。

木の幹や枝を手で掴む様に動かせる足指を持っているだけでなく、足首が柔らかく横に45度も曲げられる。

 

一方、猿人ですが、化石から推定すると10度位しか曲げられなかったそう。我々と同じ位だったのです。

我々が足首を横に45度も曲げたなら、僕の場合の様に、重度の捻挫かアキレス腱断絶になるそうです。

 

最近の猿人の化石の研究から分かった事は“猿人は木登りが得意ではなかった”という事なのだそうです。

従来は、数百万年程前に、樹上生活をしていた猿人が二足歩行を始めたという説が定説になっていました。

 

猿人は元々木登りが得意でなく、樹上生活をしてはいなかったという事です。必要な場合に木登りをした。

例えば、地上の外敵から身を守る場合や、ビタミンC豊富な果物を食べたり採集したりする場合などです。

 

CGはチンパンジーと猿人の足の形を比較してみたものです。猿人の足は木登りが得意そうには見えません。

学説や定説というものは、ちょっとしたきっかけで180度ひっくり返ってしまい新説の登場となります。