CG : Great migration of insects: Insects wing flapping causes storms
『バタフライエフェクト』とは蝶が羽ばたく程度の小さな撹乱でも遠くの気象に影響を与える譬えである。
比喩的な言葉であったが、最近の研究で実際に昆虫の羽ばたきが気象に影響を及ぼす可能性があるという。
ハンティング氏らの研究で、ミツバチの群れの電荷が積乱雲の8倍もの電荷を帯びる事が分かったという。
『バタフライエフェクト』即ち、これは“昆虫の群れ”が気象に大きな影響を与える可能性を示している。
広大な砂漠地帯を移動する“バッタの大群”の話はよく知られている。空を覆う何億匹もの大群の移動だ。
筆者は考えたのだが、このバッタの大群はただ空を飛んで移動しているのではないのではないかという事。
即ち、バッタの大群の“羽ばたき”が積乱雲並の“電荷”を発生させ気象変化を引き起こしているのでは。
この“積乱雲並の電荷”は低気圧を発生させて風を起こしている可能性がある。つまり“砂漠の嵐”である。
“砂漠の嵐”をバッタの大群が“羽ばたき”で発生させる。彼らはそれに乗る事で長距離移動をしている。
筆者が考えた“新説”である。昆虫は気象現象を自らの能力で変えて利用して生きているのではないのか。
我々人類は未だに気象現象を大きく変化させる事は出来ていない。しかし昆虫はその能力を持っている。
“昆虫”は何億年も前から地球に生息している。人類の数十万年とは雲泥の差だ。昆虫は神秘の生物だ。
昆虫は地球の“気象現象”にまで関り順応していて、そのコントロールの一翼も担ってるのではないか。
人類の科学も及ばない世界である。もしかしたら地球は昆虫が支配している世界なのではないだろうか。
“蝶”も大群で移動する事が知られている。彼らも自ら起こした風に乗って長距離移動をしてるのでは。
真夏に大発生する“蝉”が“夕立”の一因になっている可能性も。昆虫と気象の関係はとても興味深い。
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