CG : Hacksaw Ridge (Andrew Garfield)
実在の人物「デズモンド・T・ドス」の実体験を描いた戦争映画。「アンドリュー・ガーフィールド」主演。
セブンスデー・アドベンチスト教会の敬虔な信徒であるデズモンドは非戦闘員である衛生兵として従軍する。
しかし「汝殺すなかれ」の信条から“武器は持てない”と銃の訓練を拒否した事で、軍法会議に掛けられる。
間も無く戦地に向かう第77歩兵師団にとって、彼の様な存在は目障りであり厄介者であったに違いない。
志願兵である彼は“兵役不適格”での除隊を拒否し、結局“良心的兵役拒否者”として従軍が認められた。
太平洋の戦地に送られ、グアム島の戦いなどで負傷兵救護の功績で『ブロンズスターメダル』を受賞する。
その後、沖縄戦へ転戦し「ハクソー・リッジの戦い」に参加。先発部隊が壊滅した難攻不落の敵陣地だった。
壊滅寸前で撤退をした中隊の負傷兵救護の為に、彼はたった一人で現場に残り救護活動を続けたのだった。
敵兵に隠れながら負傷兵を1名ずつ救い出し救護所へと送ったのだ。何と彼は75名もの仲間の命を救った。
この功績で彼は戦後、大統領から『名誉勲章(メダル・オブ・オナー)』を受賞する栄誉に輝いたのだった。
戦後の彼は「ハクソー・リッジの戦い」での自らの負傷の後遺症に苦しんだ。2006年まで存命であった。
出征前に結婚したドロシーが1991年に交通時事故で無くなった後、フランシス・デューマンと再婚した。
「ハクソー・リッジの戦い」は沖縄戦の日本軍との戦いである。日本名では「前田陣地」での戦いである。
「前田陣地」を最後に守備したのは増援部隊「志村大隊」で高地の地下壕に潜伏したまま終戦を迎えている。
CGは映画の中で「デズモンド・T・ドス」を演じた「アンドリュー・ガーフィールド」の自作フィギアです。
「衛生兵」なのですが、日本兵は赤十字のマークを狙って銃撃するので映画では普通のヘルメットを着用。
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