僕は“納豆”を食べる時、必ず発泡スチロール製の容器から瀬戸物の小鉢に移してから掻き混ぜて食べる。
何故かというと、箸と発泡スチロールの容器が擦れる事で、その削りカスが混ざるのを恐れるからである。
多分、発泡スチロールの削りカスは体内へ吸収されず、便として排出されるという研究でもあるのだろう。
しかし、僕はやはり発泡スチロールの削りカスを一緒に食べるのには強い抵抗がある。だから小鉢に移す。
皆さんはプラスチックの容器の“コンビニ弁当”や“お惣菜”を電子レンジでチンして食べていませんか?
斯く言う僕も、そうした食習慣の文化の中で暮らしてます。ところが最近、意外な事が分かって来たという。
電子レンジでチンするとプラスチックの容器からそのマイクロチップやナノチップが発生するというのです。
その量は数万~数百万個もあり、これらは中身のご飯やお惣菜に降り掛かり、我々はそれを食べるのです。
最近は“調理済みのチンして食べる冷凍食品”が数多く出回っていて、便利さから皆さんよく食べている筈。
例えば“スパゲッティ”“焼きそば”“ラーメン”“チャーハン”“そば”なんかです。よく食べますよね。
これらで発生するのは発泡スチロールの削りカスは違い、マイクロチップやナノチップである点が問題です。
一部が胃や腸から体内に吸収されるのです。血液で全身に回ります。分解されないので体内に蓄積されます。
まだ、人間の健康にどんな害があるかは分っていない様です。しかし、健康に良くない事は想像出来ます。
体外へ便として排出された物も、最終的には“海洋汚染”という形で人類社会へ跳ね返って来るのです。
話は少し変わります。皆さんは毎日コーヒーを飲んでいるのではないでしょうか。現代人の生活習慣です。
駅構内や職場、コンビニには“コーヒー自動焙煎機”があって、毎日利用している方もいる事でしょう。
“紙コップ”なので環境に優しいなんて思ってませんか?実は最近、これに関して新事実が分っています。
紙コップには内側に“防水”のプラスチックがコーティングされていて、これが溶け出しているのです。
つまり、コーヒーと一緒に溶け出したプラスチックのマイクロチップやナノチップを飲んでいるという事。
今、この記事を読みながらコーヒーを飲んでいるあなた、“紙コップ”ではないですか?そのお味は如何?
微量ではありますが“コンビニ弁当”のをチンするのと同じで、体内に蓄積されたり海洋汚染を起こします。
我々の何気ない“生活習慣”の中に、知らない問題が潜んでいます。プラスチック汚染は深刻な問題です。
プラスチックは人類が作った自然界には無かった物質です。これを分解するバクテリアは殆ど存在しません。
解決策は分解するバクテリアを見つけるか作る事、自然分解が可能なプラスチックの代替品を作る事です。
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