CG : Was CO₂ concentration high in the Viking era?

「地球温暖化」で南極や北極の氷が解けている。海水温が高くなって来ていて漁業に異変が起こっている。

すると、我々は“条件反射的”に「CO₂」を減らさなければならない。「カーボンニュートラル」だと考える。

テレビなどのマスコミによって「温暖化の原因は人類によるＣＯ₂の増加」だと“刷り込まれて”いるのだ。

『温暖化人為説』が根拠で、人類が出すCO₂で『ホッケースティック曲線』に沿って気温が上がるとされる。

しかし、上のCGを見て欲しい。西暦１０００年頃は現代と同じ位に気温が高かったという事が最近分かった。

スウェーデンの海岸線が１０００年頃には平地で内陸に４ｋｍも入り込んでいた事が分かったというのだ。

約１０００年前には海面が高かったという事である。その原因は温暖化で南極や北極の氷が解けた事である。

この頃から、スカンジナビア半島の海氷が解けた事で『バイキング』が海を渡ってヨーロッパに侵攻をした。

『バイキングは』英国やフランスなどヨーロッパ、河を遡上してロシア内陸まで達し暴れ回ったのである。

ところがその後、寒冷化に転じてスカンジナビア半島の海氷が再び凍るとピタリと活動を終了してしまう。

西暦１０００年頃の海面上昇は日本でも考古学的に確認されている。『平安海進』と呼ばれるものである。

『平安時代』は気温が上昇を続けた時代で西暦１０００年頃にピークになり、その後寒冷化に転じている。

地球は西暦１０００年頃を温暖化がピークでその後は寒冷化して『マウンダー極小期』の小氷期になった。

その後はご存じの様に現在まで温暖化を続けているのである。その“原因”は本当にＣＯ₂なのであろうか？

「そんな事は有り得ない！」もしも、温暖化の原因がCO₂なら西暦１０００年頃はCO₂濃度が高かったの？

もう気付いた筈だ。“気候変動とCO₂に因果関係は無い”という事でる。『温暖化人為説』は破綻している。

つまり気候変動の原因は他にある筈だ。筆者は『太陽活動起因説』を唱えている。太陽活動の変動である。

太陽活動は一定でなく数百年間隔で活発化と不活発化を繰り返している事が「黒点観測」から分かっている。

即ち、太陽活動が活発化すれば温暖化になり、不活発化すれば寒冷化するという極めて単純な原理である。

近年、太陽活動が最小状態である事が分かっている。今後は地球は寒冷化に転じ数百年間続くと見られる。

我々の生きているのは地球が温暖化を続けている時代であった。科学調査をすれば温暖化が観測されるのだ。

南極や北極の氷が解けているとか海水温が高くなって海の生態が変わって来ているなどは当たり前なのだ。

地球が温暖化している事を観測しても意味が無い。『バイキング』の例で明らかな様にCO₂は関係してない。

温暖化を示す研究を喜ぶのは『温暖化人為説』を唱えCO₂を減らす政策を地球規模で実行したい人々だ。

巨大な『オイルマネー』に関係している。キリスト教国とイスラム教国との文明の生き残りが懸かっている。

“文明の戦争”に関係する。『ウクライナ戦争』の一因でもある。詳しく書くと長くなるのでここまでとする。