Wales & Ukraine Flag

日本時間深夜1時から『カタールW杯』行きの最後の切符を賭けた“ウェールズ vs ウクライナ”を観た。

ロシアによる“ウクライナ侵攻”で延期になっていた欧州予選プレーオフトーナメントの決勝戦だった。

 

ウクライナではスタジアムが爆撃で破壊され、全サッカー競技が中止される中でのウクライナ代表戦だ。

ウクライナ選手たちは兵役を免除されドイツなど欧州各地で支援を受けながらこのプレーオフに臨んだ。

 

世界中がウクライナ支援に動く中、ウクライナ国民だけでなく、世界中が注目するゲームとなっていた。

準決勝ではウクライナがスコットランドを下して、勝利に歓喜するウクライナ兵士の姿が放送もされた。

 

因みに最新FIFAランクではウェールズが“18位”でウクライナは“27位”である。好ゲームが期待。

結果は、ホームゲームのウェールズが1-0で勝利。ウクライナの避難民も招待されていたのだという。

 

ロシアによる戦禍で世界から同情を集めているウクライナの『カタールW杯』への出場は成らなかった。

しかし、FIFAランクで18位のウェールズが“64年ぶりのW杯出場”だったという事にも驚いたのだ。

 

“サッカー発祥の地”とされる英国は自国を「イングランド」「スコットランド」「ウェールズ」に分割。

ボクシングに見られる体重別などの“平等”という精神が表れている。かつて英国サッカーは強過ぎた。

 

日本に譬えれば「柔道」を関東と関西に分ける様なものである。でも、この方が出場枠が増えて有利かも。

欧州のサッカーはレベルが高い。36カ国出場(以前は24カ国)するW杯に18位が64年ぶりの出場。

 

『カタールW杯』への出場を逃したウクライナ選手たちは今後どうなるのだろう?ウクライナへ戻るのか?

戦時下だ“兵役”が待っているのかも知れない。戦死者や負傷者が出る可能性もある。過酷な母国の状況だ。

 

ロシアの侵攻で建物が無残に破壊され国民が殺害されジェノサイドに遭い多くの避難民を出したウクライナ。

この惨状をテレビなどの映像で見て心を病まない人は居ない筈だ。ウクライナに勝利を!栄光を!復興を!






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