「諏訪内晶子」の演奏に浸っている。デビュー25周年でアルバム7作を出していて3作を購入し聴いている。
今回はその3つ目で「R.シュトラウス」と「フランク」のヴァイオリン・ソナタと「武満徹」の『悲歌』である。
名器ストラディバリウス『ドルフィン』での最後の録音と銘打っている。彼女は昨年新しい名器を手に入れた。
グァルネリ・デル・ジェズ『チャールズ・リード』である。ニューヨーク在住の資産家からの貸与だという。
このアルバム全体を覆っているイメージは武満徹の『悲歌』からもイメージされる“悲しみ”なのだろう。
まるで名器『ドルフィン』との別れを惜しむかの様な印象を受ける。ストラディバリと歌う“悲歌”だ。
次の新作アルバムは『J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)』で1月19日発売。
グァルネリ・デル・ジェズ『チャールズ・リード』での初録音となる。甘美でスケール感ある響きに期待。
来年2月には愛知と東京で『J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)』の公演がある。
個人的にはグァルネリ・デル・ジェズ『チャールズ・リード』でのベートーヴェンの協奏曲が聴きたいが...
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