Puppet

CG : Puppet

 

 

中世や古代、原始の人類は“神のお告げ”を信じていた。人類にとって「神」こそは絶対的な存在であった。

現代に於ける「科学」はその「神」に取って代わり“神のお告げ”は“科学のお告げ”に置き換わっている。

 

現代人にとって「科学的に証明されている」は“科学のお告げ”であり、絶対的だった“神のお告げ”である。

しかし、もしもその科学が何者かによって意図的に書き換えられていたらどうだろう?実際にあったのだ。

 

COP26などで対策を議論していた『温暖化人為説』がそうなのである。実は気温データが改竄されていた。

国連のIPCC気候変動に関する政府間パネル)の中核をなす英国の気象研究所CRUがこれをやっていた。

 

『温暖化人為説』の根拠とされる産業革命後の地球の気温の上昇を示す『ホッケースティック曲線』がある。

CRUは1950年以降の世界の気温データを『ホッケースティック曲線』と一致する様に改竄していたのだ。

 

1950年以降の世界の気温は『ホッケースティック曲線』から下方にずれ始めていたがこれを改竄した。

即ち、CRUが世界に提供していた地球の気温データは、何と半世紀もの間も改竄され続けていたのである。

 

この事実が発覚したのは2008年で、CRUのコンピュータにハッカーが侵入し全てのデータが暴露された。

集めた気温データを『ホッケースティック曲線』に一致する様に自動で修正するプログラムまでがあった。

 

CRUは警察に被害届を出しており、ネット上にばら撒かれた気温データやプログラムが本物であると認めた。

しかし、重大な事件であるにも関わらず、一部のネットなどで報道されただけで大きな話題にならなかった。

 

それどころか、CRUの上部機関のIPCCはその年に温暖化の啓蒙活動で『ノーベル平和賞』を受賞している。

気温データを半世紀もの間、改竄し続け、人類を騙して来た組織が『ノーベル平和賞』を受賞したのである。

 

筆者は“ハッカーの侵入”は偶然ではないと考えている。CRU職員による内部告発があったのではないか。

“改竄データでノーベル賞”は人類史上でも類の無い大きな汚点である。これを恥じた職員が居たのだろう。

 

『温暖化人為説』はこうした“改竄された気温データ”によって組み立てられて来た気象理論なのである。

この気象理論が“偽りの気温データ”と整合性が取れているとするならば、その気象理論もまた偽りである。

 

元の気温データが間違っていれば、その気象理論で作られたコンピュータ・シミュレーションも偽りである。

何よりも、半世紀にも亘って気温データを改竄していたCRUは信用を失って当然なのだが、今も世界的権威だ。

 

数年前の事だ、世界中にある“気温観測点”の変更があった。1万カ所あったものが5千カ所に集約された。

この集約の仕方に問題があるとさされるのだ。5千カ所の残った観測点の多くが“都市部”だったのである。

 

現代の都市部はコンクリート化されたり、冷暖房の多用で『ヒートアイランド現象』が問題になっている。

都市部は地球上で“温暖化が顕著な場所”である。わざわざこうした場所を“気温観測点”にしたのである。

 

筆者はこれが『ホッケースティック曲線』からの下方への実測気温のずれを“修正”する為だと疑っている。

こうした“偏った気温観測点”は、気温観測をしているのではなく“ヒートアイランド現象”を測るものだ。

 

筆者は地球の温暖化を否定しているのではない。我々が生まれた時からずっと平均気温は上昇を続けている。

しかし、産業革命があった時期は地球が『マウンダー極小期』と呼ばれる“小氷期”であった事実がある。

 

それ以前は地球は小氷期に向けて“寒冷化”をしていたのである。千年程前の気温は現在と殆ど同じである。

即ち、地球の気温は寒冷化と温暖化を繰り返して居るのである。1万年前の氷河期以降これを繰り返している。

 

産業革命以後の地球が人類が排出したCO2によって温暖化して来たというのが『温暖化人為説』である。

ではそれ以前の地球が“寒冷化”していた時期はCO2が減っていたのだろうか?CO2は関係ないだろう。

 

気候変動について、筆者が唱えているのは太陽活動の振幅で地球の気温が変動する『太陽活動起因説』である。

即ち、太陽活動は一定ではなく、活発化すれば地球が温暖化し、不活発になれば寒冷化するという理屈である。

 

実際に、『マウンダー極小期』では太陽活動が極小期であった事が分かっている。太陽活動と一致するのだ。

産業革命以降に太陽活動が活発化し地球の気温が上昇していたのである。産業革命やCO2は無関係である。

 

その太陽活動だが、現在再び“最小期”に入った事が黒点の観測から分かっている。今後は寒冷化するのだ。

しかも、この太陽活動の最小期は今後数百年も続くと考えられている。とすれば“小氷期”を迎える事になる。

 

筆者は、IPCCが主導する『脱炭素社会』(カーボンニュートラル)には別の政治的目的があると考えている。

イスラエルと敵対するイスラム教諸国の『オイルマネー』を止めたい狙いがある。『ユダヤ財閥』の陰謀説だ。

 

『温暖化人為説』で『オイルマネー』を止めさせ、その後実際には『太陽活動起因説』で寒冷化するのである。

ところが、彼らは“温暖化対策”の効果で“地球の温暖化が止まった”とでも言うつもりなのであろうか?

 

しかし、問題はその後訪れる『小氷期』である。“脱炭素化”対策で深刻な“エネルギー不足”に見舞われる。

『太陽活動起因説』から言える事は、現在人類が対処すべきは温暖化ではなく“寒冷化対策”なのではないか。





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