
31日投開票の衆院選挙は『自民』が絶対安定多数を獲得。岸田首相は国民から信任を得たと勝利宣言した。
政権選択選挙で第2党の『立憲』は議席を減らし敗北。新保守『維新』が第3党に飛躍的躍進を果たした。
甘利明自民党幹事長や小沢一郎氏(立憲)が小選挙区で落選し比例で復活、『立憲』平野選対委員長が落選。
石原伸晃氏(自民)や『立憲』の辻元清美副代表が比例復活出来ず落選など、大物政治家の落選が目立った。
安定多数を獲得した岸田政権だが、比例復活となった甘利明幹事長が辞任の意向で政権基盤に影響が出そう。
『立憲』の敗北は『共産』との閣外協力を含んだ野党協力の候補者一本化を有権者が選択しなかった為だろう。
私見だが、政権交代での「反米政権」の登場を嫌った『バイデン政権』が菅首相を辞めさせた可能性がある。
不人気の『菅政権』の下、『新型コロナ』の感染拡大の中で選挙になっていたら政権交代の可能性があった。
偶然にして『新型コロナ』が収まり、解散総選挙で短期決戦の奇襲を仕掛けた岸田首相の戦略的な勝利か。
北朝鮮がミサイルを発射したり、中露艦隊の日本周回が国防意識を高め『自民』や『維新』に有利に働いた。
岸田首相の喫緊の課題は「コロナ第6波」への備えと、落ち込んだ日本経済への“大型経済対策”の発動だ。
関西という偏りはあるが『維新』の大躍進は国民の“国防意識”の高まりを感じる。1%枠は撤廃されるか。
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